KeyInfoRetrievalMethod クラス

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

KeyInfoRetrievalMethod クラス

XMLDSIG または XML 暗号化を使用するときに、別の場所に格納されている KeyInfo オブジェクトを参照します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Xml
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class KeyInfoRetrievalMethod
    Inherits KeyInfoClause

Visual Basic (使用法)

Dim instance As KeyInfoRetrievalMethod

C#

public class KeyInfoRetrievalMethod : KeyInfoClause

C++

public ref class KeyInfoRetrievalMethod : public
 KeyInfoClause

J#

public class KeyInfoRetrievalMethod extends
 KeyInfoClause

JScript

public class KeyInfoRetrievalMethod extends
 KeyInfoClause

解説

KeyInfoRetrievalMethod クラスは、XML 暗号化と XML デジタル署名の両方の <RetrievalMethod> 要素を表します。

特に、参照する情報が大きい場合に、KeyInfoRetrievalMethod クラスを使用して、複数の XMLDSIG 署名または暗号化された XML ドキュメント内の同じ KeyInfo 情報を参照します。たとえば、<RetrievalMethod> サブ要素を使用すると、署名キーを検証する X.509v3 証明書チェーンを格納している KeyInfoX509Data オブジェクトを参照できます。

<RetrievalMethod> 要素の詳細については、www.w3.org/TR/xmldsig-core/ の W3C (World Wide Web Consortium) から提供されている XMLDSIG 仕様のセクション 4.4.3 を参照するか、または www.w3.org/TR/xmlenc-core/ の W3C から提供されている XML 暗号化仕様を参照してください。

継承階層

System.Object
   System.Security.Cryptography.Xml.KeyInfoClause
    System.Security.Cryptography.Xml.KeyInfoRetrievalMethod

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
KeyInfoRetrievalMethod メンバ
System.Security.Cryptography.Xml 名前空間