Javaのジェネリクスとは? わかりやすく解説

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Javaのジェネリクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:30 UTC 版)

ジェネリックプログラミング」の記事における「Javaのジェネリクス」の解説

2004年J2SE 5.0一部としてJavaジェネリクス追加された。C++のテンプレートとは違いJavaコードジェネリクスジェネリッククラス1つコンパイルされたバージョンだけを生成するジェネリックJavaクラス型パラメータとしてオブジェクト型だけを利用できる基本型許されない)。従ってList正しいのに対してList正しくないJavaではジェネリクスコンパイル時に型の正しさチェックする。そしてジェネリック型情報型消去 (type erasure) と呼ばれるプロセス通じて除去され親クラス型情報だけが保持される例えば、List全てのオブジェクト保有できる非ジェネリックの(生の)List変換されるだろう。しかしながらコンパイル時のチェックにより、コードが未チェックコンパイルエラー生成しない限り、型が正しいようにコード出力保証される。 このプロセス典型的な副作用ジェネリック型情報実行時参照できないことである。従って、実行時には、ListListが同じListクラスであることを示す。この副作用緩和するひとつの方法Collection宣言修飾するJavaのCollections.checkedList(List, Class)メソッド利用して実行時型付けされたCollection不正利用例え不適切な型の挿入)をチェックすることによるのである。これは旧式コードジェネリクス利用するコード共存運用した場合状況で役立つ。 C++C#のように、Javaネストされたジェネリック型定義できる。従って、例えList<Map>は有効な型である。

※この「Javaのジェネリクス」の解説は、「ジェネリックプログラミング」の解説の一部です。
「Javaのジェネリクス」を含む「ジェネリックプログラミング」の記事については、「ジェネリックプログラミング」の概要を参照ください。

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