JAL DOCTOR登録制度
航空機内で具合の悪くなった客に対して、客として同乗している医師に応急措置してもらうことを目的として設けられた制度や取り組みのこと。
JAL DOCTOR登録制度は、日本航空と日本医師会によって構築されたもので、日本航空の提供するJALマイレージバンク会員の医師であれば登録することができる。
これまでは、機内で急病人が出た場合、客室乗務員が「この中にお医者様はいませんか?」とドクターコールをして医師を探していた。JAL DOCTOR登録制度の導入により客室乗務員は、すぐに医師のもとへ援助依頼ができるようになる。
なお、日本航空では、応急措置をした医師の賠償責任を担保する保険に加入したり、AEDや蘇生キットなどの医療機器の充実を図るなどして、医師のJAL DOCTOR登録制度への登録を呼びかけている。
関連サイト:
「JAL DOCTOR登録制度」開始 - 日本航空
JAL DOCTOR登録制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:25 UTC 版)
「日本航空」の記事における「JAL DOCTOR登録制度」の解説
公益社団法人日本医師会と連携し、機内で具合の悪くなった乗客の応急処置に協力する医師の事前登録制度である。医師がJALマイレージバンク会員で、JAL公式ウェブサイトでの事前登録が必要であるが、医師がどこに座っているかを客室乗務員が事前に把握することで、急病の患者に早く対応できるようになる。同様の制度は、日本の航空会社では日本航空が初めてである。
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