Jリーグ公式戦開催について
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「チュウブYAJINスタジアム」の記事における「Jリーグ公式戦開催について」の解説
2013年1月、SC鳥取とホームタウンの自治体(鳥取県・鳥取市・倉吉市・米子市・境港市)、鳥取県サッカー協会はJリーグに対して、チュスタで公式戦を開催できるよう要望書を提出した。なお、当初は第15節(山形戦)、第36節(京都戦)、第40節(群馬戦)をチュスタで開催する予定であった。 2013年2月20日、JリーグはSC鳥取に対して次の回答を行った。 チュスタは「会見場や記者室などが不十分」「J2開催基準の収容人員スペックの1万人を下回る」「照明塔がない」などJリーグ基準を満たさないスタジアムである。 Jリーグ基準を満たすことが予定されているスタジアムでの試合開催は認める可能性があるものの、チュスタにおいては「基準を満たすことが予定されている(=予算的裏付けがあり整備の進捗具合が明らかである)」とは認められない 以上のことから、チュスタでの公式戦開催の特例許可は出来ない。 これを受けて、SC鳥取は第15節(山形戦)のとりスタ開催を決定した上で、第36節(京都戦)・第40節(群馬戦)については、Jリーグが回答の中で「Jリーグ基準を満たすスタジアムの実現は、リーグとしても望むところであり、それが実現するための協力は惜しまない」と説明していることを踏まえ、Jリーグ側との協議を進めながら、Jリーグ後半戦日程の最終発表となる8月までをめどに可能な限りの整備を進めるとした(詳細後述)。 2013年8月2日発表の後半戦日程発表時点においては、この2試合を一旦とりスタ開催と決定した上でJリーグ規約第57条の規定に基づき試合開催日30日前まで会場変更のための調整を行い、引き続き2013年シーズンのチュスタでの試合開催を目指す方針を説明した。その後も調整を行ってきたが、J2開催基準の整備が進まなかったこともあり、2013年9月に正式に2013年度の開催を断念した 2014年シーズンからガイナーレがJ3リーグに降格したため、年間数試合を開催している。詳細はガイナーレ鳥取#年度別入場者数を参照のこと。
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