Ixy
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/02 23:09 UTC 版)
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。(2010年11月)
|
Ixy(イクシー、12月5日[1] - )は、日本のイラストレーター、元プログラマ。
来歴
学生時代
高校卒業後、大学に入学するも二日で退学をしてIT系の専門学校に入学する合間にケンタッキーでアルバイトを始める。
IT系の専門学校に入学後もケンタッキーでアルバイトを続けるが、マルチタスクができない事に気づいて辞める。
19歳の頃、専門学生時代の友人からの誘いでスノボーをした際に骨折し、療養中に視聴をした「ふたりはプリキュア」を見たことがキッカケで感想ブログを始めるも、来場者が増えなかったので来場者を増やす為に絵を描き始める。[2]
初同人イベントはぷにケットで、100部印刷して参加した際に開始10分で完売する。
続いて参加したコミックマーケットでは3000部印刷するが、大量に余り自宅に着払いで発送して全て廃棄処分をする。
イラストレーターとプログラマ兼業
IT系の専門学校を卒業し、プログラマとして内定をもらいプログラマとして働きつつPixivにイラストを投稿し始め、ランキング10位以内を維持していると企業から依頼を貰う様になり、パチンコのツインエンジェルシリーズなどの演出イラストや小説の挿絵の仕事絵を受け始める。
プログラマとして定時まで働き、帰宅後は食事とお風呂を済ませて早朝4時頃まで仕事絵と趣味絵を描いて3年間過ごす。
イラストの収入が本業を超えていたのと、経営不況でボーナスを減らされた事がキッカケで会社を退職。
イラストレーター独立
フリーランスになるも兼業時に貯めた1300万円があったので絵を描かず2014年から2018年の4年間オンラインゲームに10000時間以上費やす。
次第に貯金が2万円以下になり父親から「追い出すぞ」と言われた事がキッカケで再度絵を描き始める。
なお、この約半年後に父親がガンで死去しており、貯金がなくなるのが1年遅れていたら今の自分はいないと本人は語っている。
2018年1月1日にTwitter(現X)に絵を投稿し始める。
初めはPixiv時代に集めた9000フォロワーがいる状態で絵を投稿して40いいねを貰える状態だったが、2,3か月投稿し続けていいねが3000貰える状態になり始めると企業案件が来るようになる。
それからもTwitter(現X)に絵を投稿し続けてフォロワーが76万人になる。
イラスト系Vtuberとして活動
2020年8月2日にYoutubeでお絵描き配信を始める。
2020年9月3日に自身が制作をしたアバターに受肉を行い、本格的にVtubeを始めてイラストレーター向けの情報発信を始める。
情報発信を始めた事がキッカケで専門学校の特別講師を務めるようになる。[3][4][5][6]
初の著書「それでイラストで食べていけるの? プロはみんな気づいている 稼ぐための考え方」を出版。
著書
小説挿絵
- 邪神大沼シリーズ(川岸殴魚著、ガガガ文庫刊)
- ぼくこい(森橋ビンゴ著、角川スニーカー文庫刊)
- なれる!SE(夏海公司著、電撃文庫刊)
- 蒼井郷珠綺は脇役に恋をした。(扇智史著、pixiv Visual Story)
- 天使ラノベエルは働いたら負けと思ってる(伊藤ジロー、土田太郎著、メガミ文庫刊)
- オレ英雄伝説(秋水著、角川スニーカー文庫刊)
- もし異世界ファンタジーでコンビニチェーンを経営したら(響恭也著、L-エンタメ小説刊)
- しろくまベルスターズ♪ くまっく騒動(持田康之著、なごみ文庫刊)
- 勇者に期待した僕がバカでした(ハマカズシ著、ガガガ文庫刊)
- CLANNAD Magic Hour(糸井賢一著、なごみ文庫刊)
- ヒャクヤッコの百夜行(サブ著、このライトノベルがすごい! 文庫刊)
- 外れスキル『予報』が進化して『言ったら実現』になる件☆レンガ・レンガ・レンガ!でスローライフしてます(天野優志著、UGnovels刊)
- ヒロインレースはもうやめませんか?(旭蓑雄著、電撃文庫刊)
- あとはご自由にどうぞ!〜チュートリアルで神様がラスボス倒しちゃったので、私は好き放題生きていく〜(鬼影スパナ著、GCN文庫刊)
専門書挿絵
- 素数姫の素数入門(「素数に恋する女」製作委員会著、洋泉社刊)
- とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト) 2 ―因子分析大作戦―(石田基広著、共立出版刊)
- うかる!基本情報技術者(日本経済新聞出版社刊)
- うかる!情報処理安全確保支援士(日本経済新聞出版社刊)
イラストノウハウ本
- それでイラストで食べていけるの? プロはみんな気づいている 稼ぐための考え方(MUGENUP/刊)[7]。
アンソロジー
![]() |
この節の加筆が望まれています。
|
- けいおん!
- 「けいおん!」アンソロジーコミック みんなでうん☆たん(まんがタイムきらら 2009年9月号付録)
- けいおん!アンソロジーコミック 5(まんがタイムKRコミックス刊)
- こんな女子をぎゅってしたい! ショートストーリーズ(電撃コミックスNEXT刊)
イラスト
- 「春」(ガンガンONLINE 2010年2月18日)
- pixiv 5th Anniversary Book(エンターブレイン刊)
- 『この素晴らしい世界に爆焔を!』Art Fan Book 2020 春(KADOKAWA刊)
キャラクターデザイン
- えいけん!(株式会社ソナー、GREE提供)
- エンゲージプリンセス〜眠れる姫君と夢の魔法使い〜(KADOKAWA、ドワンゴ)
- 魔法闘姫リルスティア(同人ゲーム、イラスト・シナリオ担当)
- 魔法闘姫フロスティア(同人ゲーム、イラスト担当)
- プロ生ちゃん(暮井慧)
アニメ制作参加
- からかい上手の高木さん2(第10話、原画、2019年9月8日)
脚注
外部リンク
- Ixy (@Ixy) - X(旧Twitter)
- Ixy - pixiv
- Ixy - PIXIV FANBOX
- Ixy - YouTubeチャンネル
- Ixy公式HP - official site
キヤノン IXYシリーズ
(Ixy から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 06:57 UTC 版)
IXYシリーズ(イクシシリーズ)はキヤノンが1996年より発売したAPSフィルム使用コンパクトカメラ、および2000年より発売したコンパクトデジタルカメラである。
デジタルカメラは当初は「IXYデジタルシリーズ」と称し、併売していたAPS版「IXY」が生産中止となっても長らく「デジタル」がついていたが、2010年2月19日に発売されたIXY 10S他3機種からは「デジタル」の表記が外され、単に「IXY」となっている。
APSフィルム使用カメラ
-
IXY 310 - IXYリミテッドバージョン(1997年発売) - キヤノン設立60周年を記念して発売されたIXY(初代)のゴールドモデル。
- IXY G(1996年6月発売) - 反転式レンズカバーにフラッシュを内蔵した新感覚モデル。
- IXY20(1996年10月発売)
- IXY10(1996年11月発売) - IXY20のパンフォーカス仕様。
- IXY GE(1997年3月発売) - 視線入力機能を搭載した4倍ズーム機。
- IXY25(1997年7月発売) - 2倍ズーム機。
- IXY310(1997年9月発売)
- IXY330(1998年3月発売)- 3倍ズーム機。
- IXY210(1998年9月発売)
- IXY320(1999年3月発売)
- IXY D5(1999年11月発売) - 水深5m防水性能を備えたオールラウンドモデル。
- IXY220(2000年3月発売)
- IXY230(2001年2月発売)
- IXY i(2002年3月発売)
日本では発売開始から2000年まで江角マキコをイメージキャラクターに採用していた。
デジタルカメラ



APSコンパクトカメラ「IXY」のコンセプトをそのままに受け継いだ、リチウム電池を採用した薄型コンパクトがコンセプトのデジタルカメラ。以前にもIXYのデザインを採用したキヤノン PowerShotシリーズが発売されたが、いずれもサイズが一回り大きく、ヒットにはつながらなかった。
日本では中田英寿をイメージキャラクターに採用。小型でスタイリッシュなボディデザインと相まって人気を博した。Lシリーズではミラ・ジョヴォヴィッチをイメージキャラクターに採用しており、またIXYデジタルシリーズ自体では中田英寿に代わり、2007年春モデルからオダギリジョーを採用、2011年冬モデルからオダギリに代わり吉高由里子を採用した。
近年では広角ズーム搭載モデルや手ぶれ補正機構搭載モデル、無線LAN搭載モデルなど、新たな機能を搭載したモデルも出てきている。
当初は記憶媒体にコンパクトフラッシュを使っていたが、IXYデジタル30からSDメモリーカードに移行し、IXYデジタル700以降はマルチメディアカードにも対応した。
海外での名称[1]は、欧州・アジア地区ではIXUS(IXYの欧州・アジア地区での名称)のデジタル版ということでそのまま「DIGITAL IXUS」、北米ではPowerShotシリーズとして発売されているが、北米では使用する記憶媒体でさらに「Sシリーズ(コンパクトフラッシュ)」「SDシリーズ(SDメモリーカード)」と分けられ、さらに後ろにはELPH(IXYの北米での名称)のデジタル版ということで「DIGITAL ELPH」が付けられている。
- IXYデジタル(2000年5月26日発売) - 記憶媒体はコンパクトフラッシュ。
- IXYデジタル300(2001年4月7日発売) -
→詳細は「キヤノン IXY DIGITAL 300」を参照
- IXYデジタル200(2001年5月26日発売)
- IXYデジタル200a(2002年4月25日発売)
- IXYデジタル300a(2002年4月25日発売)
- IXYデジタル320(2002年10月18日発売)
- IXYデジタル400(2003年3月20日発売)
- IXYデジタル30(2003年5月2日発売) - このシリーズでは初めて記憶媒体にSDメモリーカードを採用した。
- IXYデジタルL(2003年10月29日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。
- IXYデジタル500(2004年3月発売) - 記憶媒体はコンパクトフラッシュ。
- IXYデジタル450(2004年3月12日発売) - 記憶媒体はコンパクトフラッシュ。

- IXYデジタル30a(2004年3月12日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。
- IXYデジタル50(2004年10月8日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。
- IXYデジタル40(2004年10月22日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。
- IXYデジタルL2(2004年10月29日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。
- IXYデジタル55(2005年3月25日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。USB2.0に対応した。
- IXYデジタル600(2005年3月上旬発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード。
- IXYデジタル700(2005年9月1日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード/マルチメディアカード。
- IXYデジタル60(2005年9月16日発売)
- IXYデジタルL3(2005年10月6日発売)
- IXYデジタルワイヤレス(2005年12月9日発売) - IXYデジタル60を無線LANのIEEE 802.11bに準拠させたモデル。
- IXYデジタル70(2006年3月16日発売)
- IXYデジタル80(2006年4月14日発売)
- IXYデジタル800IS(2006年4月14日発売) - シリーズ初の手ぶれ補正機構搭載モデル。記憶媒体はSDメモリーカード/マルチメディアカード。約600万画素。
→詳細は「キヤノン IXY DIGITAL 800 IS」を参照
- IXYデジタル1000(2006年10月5日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/マルチメディアカード。
- IXYデジタル900IS(2006年10月5日発売) - シリーズ初の広角ズーム(ライカ判換算で28mm - 105mm)搭載モデル。記憶媒体はSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/マルチメディアカード。約710万画素。手ぶれ補正機構付き。
- IXYデジタルL4(2006年10月26日発売)
- IXYデジタル10(2007年3月15日発売)
- IXYデジタル90(2007年3月15日発売)
- IXYデジタル810IS(2007年6月8日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/マルチメディアカード
- IXYデジタル2000IS(2007年9月21日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/マルチメディアカード/MMCplus。カード/HC MMCplusカード。
- IXYデジタル910IS(2007年9月上旬発売)
- IXYデジタル20IS(2008年3月6日発売)
- IXYデジタル820IS(2008年4月3日発売)
- IXYデジタル25IS(2008年3月6日発売)
- IXYデジタル95IS(2008年4月3日発売)
- IXYデジタル3000IS(2008年9月20日発売)
- IXYデジタル920IS(2008年9月20日発売)
- IXYデジタル510IS(2009年2月26日発売) - 2.8型ワイド液晶モニター搭載機

- IXYデジタル210IS(2009年2月26日発売) - 18.4mmのスリムボディ機
- IXYデジタル110IS(2009年2月26日発売) - これよりエントリーモデルにも全て手ぶれ補正(IS)が搭載された
- IXYデジタル830IS(2009年3月12日発売) - 5倍ズームレンズ、3.0型液晶搭載機
- IXYデジタル220IS(2009年8月27日発売) - 210ISより広角化された
- IXYデジタル930IS(2009年9月3日発売) - 記憶媒体はSDメモリーカード/SDHCメモリーカード/マルチメディアカード/MMCplusカード/HC MMCplusカード。
- IXY10S (2010年2月19日発売) - このモデルより「IXY DIGITAL」から「IXY」に名称が変更された
- IXY400F(2010年2月19日発売) - 当時シリーズ最薄(キヤノン発表)17.8mmのスリムボディ機
- IXY200F(2010年2月19日発売) - 広角端28mmレンズ、2.7型液晶を搭載したエントリーモデル
- IXY30S(2010年5月27日発売) - キヤノン初となる裏面照射型CMOSセンサーを搭載、また有効画素数がIXY10Sと比較して1000万画素に引き下げられている。
- IXY50S(2010年9月9日発売) - 10倍ズーム搭載機

- IXY210F(2011年2月17日発売) - エントリーモデルながらも裏面照射型CMOSセンサー搭載
- IXY410F(2011年2月17日発売) - 世界最薄(キヤノン発表[2])光学5倍ズームレンズ搭載機
- IXY31S(2011年3月3日発売) - 広角端24mmレンズを搭載
- IXY32S(2011年8月4日発売) - タッチシャッター搭載機
- IXY51S(2011年9月23日発売) - 12倍ズーム搭載機
- IXY600F(2011年9月23日発売) - 8倍ズーム搭載機
- IXY 220F(2012年2月23日発売)[3] - エントリーモデル[4]IXYシリーズ初のDIGIC 5搭載
- IXY 3(2012年2月23日発売) - DIGIC 5搭載、世界最薄(キヤノン発表による)12倍ズーム搭載機、microSDメモリーカード対応
- IXY 420F(2012年3月2日発売) - DIGIC 5搭載、Wi-Fi・タッチパネル搭載機
- IXY 1(2012年3月9日発売) - DIGIC 5搭載、Wi-Fi・タッチパネル・12倍ズーム搭載機、microSDメモリーカード対応
- IXY 430F(2012年8月2日発売) - DIGIC 5搭載、Wi-Fi・タッチパネル搭載機
- IXY 610F(2013年2月21日発売) - DIGIC 5搭載
- IXY 110F(2013年2月21日発売) - CCDセンサー搭載復活
- IXY 90F(2013年3月7日発売) - CCDセンサー搭載復活
- IXY 620F(2013年8月29日発売) - DIGIC 5搭載
- IXY 100F(2013年8月29日発売) - CCDセンサー搭載
- IXY 630(2014年2月20日発売) - DIGIC 4+搭載、Wi-Fi・NFC搭載機
- IXY 120(2014年2月20日発売) - CCDセンサー搭載
- IXY 140(2014年2月20日発売) - CCDセンサー搭載
- IXY 130(2014年7月29日発売) - DIGIC 4+搭載
- IXY 150(2015年2月19日発売) - CCDセンサー搭載
- IXY 640(2015年4月9日発売) - DIGIC 4+搭載、Wi-Fi・NFC搭載機
- IXY 170(2015年4月9日発売) - CCDセンサー搭載
- IXY 160(2015年8月18日発売) - DIGIC 4+搭載
- IXY 190(2016年2月25日発売) - CCDセンサー、Wi-Fi・NFC搭載機
- IXY 180 (2016年2月25日発売) - CCDセンサー搭載、一部製品にオートフォーカスが正常に動作しない初期不良があり、保証期間(通常は購入後1年間)に関係なく無償で修理すると発表された[5]。オート時ISO100-800
- IXY 200 (2017年02月23日発売) - CCDセンサー搭載、DIGIC 4+搭載、オート時ISO100-1600
- IXY 210 (2017年02月23日発売) - CCDセンサー搭載、DIGIC 4+搭載、Wi-Fi・NFC搭載機
- IXY 650(2016年5月26日発売) - 裏面照射型CMOSセンサー搭載、DIGIC 4+搭載、Wi-Fi・NFC搭載機
脚注
- ^ “海外機種一覧(コンパクトデジタルカメラ)”. キヤノン、キヤノンマーケティングジャパン (2017年10月17日). 2018年5月5日閲覧。
- ^ 「世界最薄」を軽快に持ち歩く――キヤノン「IXY 410F」
- ^ キヤノン、「IXY 3」レッドとブルーを発売延期。シルバーのみ23日に発売
- ^ 58シーン205パターンを認識するエントリーIXY 「IXY 220F」
- ^ コンパクトデジタルカメラ「IXY 180」の無償点検・修理のご案内 キヤノン 情報掲載日:2016年11月17日
外部リンク
固有名詞の分類
- Ixyのページへのリンク