ITIL V2を構成する書籍群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 16:41 UTC 版)
「Information Technology Infrastructure Library」の記事における「ITIL V2を構成する書籍群」の解説
具体的には以下の7つの書籍群から成り立っている。 No書籍名概要1 サービスサポート(service support) 通称「青本」と呼ばれ、IT利用者が適切に利用できるようサポートするためのマネジメントについて説明している。 2 サービスデリバリ(service delivery) 通称「赤本」と呼ばれ、ITをビジネスで利用している利用者のサービス要求に関するマネジメントについて説明している。 3 サービスマネジメント導入計画立案(planning to implement service management) 通称「緑本」と呼ばれ、目標設定から導入後の初期診断と継続的な改善を組み込むための方法論を解説している。 4 ビジネスの観点(e-business perspective) ビジネス環境における課題、事業継続性管理、パートナーシップ、アウトソーシング、変化への柔軟な対応などについて書かれている。 5 アプリケーション管理(application management) アプリケーションの実装から廃棄までのシステム開発ライフサイクルに関連する課題について書かれている。 6 ICTインフラストラクチャー管理(I.C.T. infrastructure management) 情報通信インフラの管理について技術的側面から説明している。 7 セキュリティ管理(security management) セキュリティへのインパクトに関する評価やデータの安全性・機密性を確実にするための課題について説明している。
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