ISessionIDManager.CreateSessionID メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ISessionIDManager.CreateSessionID メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

一意のセッション識別子を作成します。

名前空間: System.Web.SessionState
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Function CreateSessionID ( _
    context As HttpContext _
) As String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ISessionIDManager
Dim context As HttpContext
Dim returnValue As String

returnValue = instance.CreateSessionID(context)

C#

string CreateSessionID (
    HttpContext context
)

C++

String^ CreateSessionID (
    HttpContext^ context
)

J#

String CreateSessionID (
    HttpContext context
)

JScript

function CreateSessionID (
    context : HttpContext
) : String

パラメータ

context

Request プロパティ、Response プロパティなどの HTTP 要求を処理するためのサーバー オブジェクトを参照する現在の HttpContext オブジェクト。

戻り値
一意のセッション識別子。

解説

SessionStateModule オブジェクトが新しいセッション識別するのに使用する一意のセッション識別子を生成するために CreateSessionID メソッドが使用されます。CreateSessionID が返す値は一意である必要があるほか、HTTP 応答と HTTP 要求に保存できる有効な文字を含む必要もあります。CreateSessionID の実装が返す値に、HTTP 応答または要求で無効な文字が含まれる場合、UrlEncode メソッドを使用して、SaveSessionID メソッドの実装のセッション識別子値をエンコードし、UrlDecode メソッドを使用して、GetSessionID メソッドの実装のセッション識別子値をデコードする必要があります。

使用例

CreateSessionID メソッドの実装のコード例を次に示します。このメソッドは、セッション識別子として使用する Guid を新規作成します。

Visual Basic

Public Function CreateSessionID(context As
 HttpContext) As String _
  Implements ISessionIDManager.CreateSessionID

  Return Guid.NewGuid().ToString()
End Function

C#

public string CreateSessionID(HttpContext context)
{
  return Guid.NewGuid().ToString();
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ISessionIDManager インターフェイス
ISessionIDManager メンバ
System.Web.SessionState 名前空間
その他の技術情報
ASP.NET のセッション状態