IMSA GTP:1985-88
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「ダイソン・レーシング」の記事における「IMSA GTP:1985-88」の解説
ロブ・ダイソンはプライベーターのブルース・リーブンからポルシェ・962(シャーシ101)を購入し、IMSA GT選手権に参戦。彼とチームメイトのドレイク・オルソンは、他のポルシェ・962の3.2L,エンジンに比べて小排気量の2.8L,エンジンを使用していたが、1985年5月にライム・ロック・パークでの最初のレースで優勝した。その後チームは2レースに勝ち、オルソンは初の北米ポルシェカップで優勝した。これは、ダイソン・レーシングにとって4年連続のポルシェカップ制覇の初年度となった。 チームは1986年、1987年シーズン共に3回GTPクラスで優勝し、プライス・コブは両年のチャンピオンシップで2位になった。1986年、ロブ・ダイソンは最優秀ドライバーおよびパット・スミス・メカニック・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。ジェームズ・ウィーバーは1987年にダイソン・レーシングに参加し、コブと一緒にロード・アトランタでデビューレースに勝利し、その後も20年間、引退するまでチームでドライブした。 1988年シーズン、日産・GTP ZX-Tが第4戦から8連勝した年だった。ダイソン・レーシングは、その年のポルシェの3勝中2勝、2月のマイアミと9月のサンアントニオで優勝した。サンアントニオの勝利は、ダイソンによって改良された、ポルシェ・962-DR1シャーシで、日産の連勝を止めた。
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