Hello!Music!Audioの登場とその後(2000年以後)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 16:21 UTC 版)
「XGフォーマット」の記事における「Hello!Music!Audioの登場とその後(2000年以後)」の解説
同梱シーケンス・ソフトをSOL(後にSOL2へとバージョンアップされた)に変更し、MU2000 Extended Edition、MU500とUSBオーディオインターフェイスUW500を同梱したパッケージ『Hello!Music!Audio』が発売された。 MU2000の単体品もMU1000に続き、生産完了するが、MU2000はMOTIFシリーズ直系のエフェクト装備やGS対応のExtended Editionにアップグレードされ、DTMパッケージ『Hello!Music!Audio』の同梱音源として販売されていた。 しかし、MU500以降(マイナーチェンジを含めるとMU2000 Extended Edition以降)、MUシリーズの新製品は発表されていない。その間に、ヤマハはプロユースのシンセサイザーヤマハ・MOTIFシリーズシリーズがヒットし、そのシリーズの製品を多数発表している。時代の趨勢もDTMからデジタルオーディオワークステーション(DAW)へと変わりつつある。ヤマハが主催するXGコンテストも終了し、ヤマハのXG専用のホームページが2004年3月に終了し、シンセサイザーのホームページと統合されている。S03やMDP-5などXG対応の機種も2001年以降に発売されたが、95年から99年頃までのリリースラッシュの勢いがない。さらに2008年には『Hello!Music!』シリーズの終焉を迎え、現行の音楽制作用途のXG音源搭載機種はMU500を残すのみとなった。一方、音楽制作用途以外の製品に関しては、XGデータ再生に対応した電子ピアノやキーボードなどが現在でも継続的にリリースされている。
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