HP-19C と HP-29Cとは? わかりやすく解説

HP-19C と HP-29C

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/22 12:38 UTC 版)

HP-19C/-29C」の記事における「HP-19C と HP-29C」の解説

HP-19C と HP-29C は、1977年から1979年までの間にヒューレット・パッカードによって製造され科学/工学向けポケット電卓関数電卓であった。これらの電卓は、"20"ファミリーの最も進化した最終モデルであったHP-25との比較)。そして、標準機能として Continuous memory英語版) (バッテリー維持される CMOS メモリ)を搭載していた。 HP-19C は、小型サーマルプリンター搭載しており、このような機能提供する非常に珍しい携帯型関数電卓であった(HP-91、HP-92、HP-97(英語版) は卓上用の大きさであり、HP-41C のような後のモデル外部プリンターだけに対応していた)。プリンター電力要求されたため、19C は4本の単三ニッケル・カドミウム蓄電池一つまとまったバッテリーパック使用していた。そのため、電卓プリンター機構重量増大したプリンター以外の全ての機能は両モデル同一であった。すなわち、逆ポーランド記法RPN計算ロジック98ステップのプログラムメモリー、統計機能、そして30レジスター同一であったユーザー素数生成のような HP-19C/29C のためのソフトウェア開発できた。これらの電卓は、サブルーチンインクリメント/デクリメントループ、相対分岐、そして間接アドレッシングインデックスとしてレジスタ0を使用)を追加することによって、HP-25プログラム能力拡張した。 29C の HP内部コード名は、ボニーBonnieであった。19C はそれに対応してクライドClydeであった。 HP-19C と HP-29C は、それぞれ $345 と $195販売された。

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