HP-150II
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1984年、HP-150はHP-150II 45849Aに置き換えられた。依然「タッチスクリーン」と呼ばれていたものの、タッチスクリーンは標準ではなく別売で提供された。別売のタッチスクリーンのベゼルは送信機と検出器を赤外線透過プラスチックの裏側に配置しており、最初のモデルのように穴の内部を掃除する必要はなくなった。 HP-150IIはHP-150と類似した外観だが、12インチディスプレイを搭載したことで本体のサイズは大きくなった。内蔵プリンターは省略された。HP-150IIでは4つの拡張スロットが利用でき、別売の8087コプロセッサボードを取り付けることができた。HP-150とHP-150IIの間ではグラフィック機能にいくつか些細な互換性の問題が存在した。 1985年、HPはVectra(英語版)を発表した。これについてInfoWorld誌は「完全なIBM PC互換機を望む顧客に応じた。」と評した。HP-150はHP 3000ミニコンピュータのワークステーションとして再定義された。
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