HACCP方式の適用手順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 16:09 UTC 版)
「HACCP」の記事における「HACCP方式の適用手順」の解説
12手順、7原則が行われる。 HACCPチームを編成する 食品の説明・記述(安定性、賞味期限、包装、流通形態) 製品の使用方法を確認する 製造工程一覧図(フローチャート)の作成 製造工程一覧図の現場での検証 危害要因を分析する (原則1) 必須管理点(CCP)を設定する (原則2) 許容限界(クリティカルリミット; CL)を確立する (原則3) CCP の測定(モニタリング)方法を確立する (原則4) 許容限界から逸脱があった場合の是正措置を確立する (原則5) 検証方法の手段を確立する (原則6) 記録をつけ、文書化を行い、それを保管するシステムを確立する (原則7) これに加えて、経営者のコミットメント(全力で献身的に取り組むこと)とコーディネーターを選任することが重要である。このコーディネーターとはHACCP チームリーダーでありHACCP に関する全権を委譲されている人のことをいう。特に経営者のコミットメントは12手順に記載されていないが、それ以前になくてはならないほど重要な要素である。
※この「HACCP方式の適用手順」の解説は、「HACCP」の解説の一部です。
「HACCP方式の適用手順」を含む「HACCP」の記事については、「HACCP」の概要を参照ください。
- HACCP方式の適用手順のページへのリンク