Google Patent Searchとは? わかりやすく解説

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Google Patents

(Google Patent Search から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 06:47 UTC 版)

Google Patents
URL patents.google.com
言語 英語他(インターフェース)
タイプ 電子図書館
運営者 Google Inc.
登録 不要
開始 2006年12月13日

Google Patents(グーグルパテント)は、Googleが提供する特許文献の検索サービスである。

概要

以下の17ヶ国・機関が発行した特許文献を、特許権者、発明者、名称、特許番号、出願日、発効日から無料で検索することができる[1][2]

沿革

2006年12月13日Google Patent Searchとして米国特許文献を対象にベータ版のサービスが開始された[6]

2012年8月にはEPO文献を対象に加えるとともに、Prior Art Finder(先行技術ファインダー)が追加された[3]。2013年9月には、中国、カナダ、ドイツ、世界知的所有権機関(WIPO)の4ヶ国・機関の文献が追加された。

2015年7月には新バージョンがリリースされているが、旧バージョンも引き続き利用可能である[7]

2016年8月には、日本、大韓民国、イギリス、スペイン、フランス、ベルギー、ロシア、オランダ、フィンランド、デンマーク、ルクセンブルクの10ヶ国の文献が追加された。

特徴

特許文献の無料検索サービスは、Google以外にも、各国の特許庁などによって無料検索サービスが行われており、例えば、日本の文献は独立行政法人工業所有権情報・研修館が提供する特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)などで、欧州の文献は欧州特許庁が提供するEspacenetなどで、それぞれ無料検索が可能である。

しかし、Google Patentsと各国特許庁などのサービスとでは、提供される機能は異なっており、たとえば、米国特許商標庁のサービス[8]では、提供されるデータはイメージデータ(TIFF形式)のみで、1975年以前の古い年代の文献は全文検索することができない。これに対して、Googleでは、米国特許商標庁のデータを利用しつつ、Google ブックス(Google Book Search)と同様の技術を用いて、約700万件以上に及ぶ全文献を光学文字認識でコードデータ化し、全文検索を可能にしているのが特徴である[9]。検索した文献は、テキスト・データまたはPNG形式で閲覧でき、PDF形式でファイルをダウンロードすることも可能である。なお、米国特許商標庁の特許文献はパブリックドメインに属するため、著作権の問題は発生しない。

脚注

関連項目

外部リンク


Google Patent Search

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 07:38 UTC 版)

Googleのサービス」の記事における「Google Patent Search」の解説

詳細は「Google Patents」を参照 米国特許検索サービス

※この「Google Patent Search」の解説は、「Googleのサービス」の解説の一部です。
「Google Patent Search」を含む「Googleのサービス」の記事については、「Googleのサービス」の概要を参照ください。

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