GT4形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 07:18 UTC 版)
「ハルバーシュタット市電」の記事における「GT4形」の解説
ドイツ再統一後、老朽化した2軸車の置き換えや輸送力の増強のため、旧・西ドイツ各地の路面電車路線から譲受した車両。各車体に1基の台車が備わる2車体連接車で、ハルバーシュタット市電では以下の2種類の車種が導入された。だが、これらの車両は譲渡時点で製造から数十年が経過しており、老朽化が進行していた事から2018年までに定期運用から撤退し、2021年現在は以下の車両が動態保存用として残存している。 片運転台車両 - シュトゥットガルト市電からの譲渡車両。1991年から1994年にかけて10両が導入された。2021年現在は1両(156)が残存する。 両運転台車両 - フライブルク市電(ドイツ語版)(1994年 - 1997年)およびノルトハウゼン市電(2003年)からの譲渡車両。前者は6両、後者は2両が導入され、営業用に残存していた2軸車を全て置き換えた。2021年現在はフライブルク市電から譲渡された3両(164、167、168)に加え、同様の経緯を辿った1両(166)が子供向けの貸切専用車両「HaKiBa(Halberstädter Kinderbahn)」として残存する。 譲受初期の片運転台車両(1992年撮影) ハルバーシュタット市電塗装に塗り替えられた両運転台車両(2018年撮影)
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