FtpWebRequest.ReadWriteTimeout プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FtpWebRequest.ReadWriteTimeout プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ストリームからの読み取り時またはストリームへの書き込み時のタイムアウトを取得または設定します。

名前空間: System.Net
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property ReadWriteTimeout As
 Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FtpWebRequest
Dim value As Integer

value = instance.ReadWriteTimeout

instance.ReadWriteTimeout = value

C#

public int ReadWriteTimeout { get;
 set; }

C++

public:
property int ReadWriteTimeout {
    int get ();
    void set (int value);
}

J#

/** @property */
public int get_ReadWriteTimeout ()

/** @property */
public void set_ReadWriteTimeout (int
 value)

JScript

public function get ReadWriteTimeout
 () : int

public function set ReadWriteTimeout
 (value : int)

プロパティ値
読み取りまたは書き込みがタイムアウトするまでのミリ秒単位の時間。既定値は、300,000 ミリ秒 (5 分) です。

例外

例外の種類	条件
InvalidOperationException	要求は既に送信されています。
ArgumentOutOfRangeException	設定操作に指定された値は 0 以下であり、Timeout.Infinite ではありません。

解説

ReadWriteTimeout は、GetRequestStream メソッドで返されるストリームに書き込む場合か、GetResponseStream メソッドで返されるストリームから読み取る場合に使用されます。

具体的には、ReadWriteTimeout プロパティは GetResponseStream メソッドで返されるストリームを読み取るために使用される Read メソッドのタイムアウトと、GetRequestStream メソッドで返されるストリームに書き込むために使用される Write メソッドのタイムアウトを制御します。タイムアウト期限を超過した場合、呼び出し元のメソッドは WebException をスローすると共に、WebExceptionStatus を Timeout に設定します。

要求が完了するまでの待機時間を指定するには、Timeout プロパティを使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
FtpWebRequest クラス
FtpWebRequest メンバ
System.Net 名前空間