ディアネラ・タスマニカ
●オーストラリアのビクトリア州やタスマニア島に分布しています。茎は直立して、高さは50~100センチほどになります。葉は線形で、叢生します。5月から7月ごろ、花茎を伸ばして、小さなライトブルーの星形の花を咲かせ、花後には紫青色の果実をつけます。写真は、白色の斑が入る園芸品種の「バリエガタ(D. tasmanica cv. Variegata)」。
●ユリ科キキョウラン属の常緑多年草で、学名は Dianella tasmanica。英名は Flax lily。
ディアネラ・レウォルータ
●オーストラリアの東部、ニューサウスウェールズ州からビクトリア州、タスマニア島に分布しています。さまざまな環境のところに生え、高さは30~90センチになります。葉は広線形で内側に巻き、直立して叢生します。春から夏にかけて、長い花茎を伸ばしてまばらな円錐花序をつけ、星形の青色の花を咲かせます。葯の色が黒いのが特徴です。花後、濃青色から青紫色の液果をつけます。アボリジニの人々は、これを染料に使ったり、葉を編み篭にしたそうです。葉が倒れていないようなので本種としましたが、葯の黄色い「ディアネラ・カエルレア(D. caerulea)」の可能性もあります。
●ユリ科キキョウラン属の常緑多年草で、学名は Dianella revoluta。英名は Flax lily, Spreading flax lily, Black-anther flax lily。
「Flax lily」の例文・使い方・用例・文例
- 唾蓮を“water-lily”と言うのは間違っている
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