FileStream.GetAccessControl メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FileStream.GetAccessControl メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

現在の FileStream オブジェクトが示すファイルのアクセス制御リスト (ACL: Access Control List) エントリをカプセル化する FileSecurity オブジェクトを取得します。

名前空間: System.IO
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function GetAccessControl As
 FileSecurity

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FileStream
Dim returnValue As FileSecurity

returnValue = instance.GetAccessControl

C#

public FileSecurity GetAccessControl ()

C++

public:
FileSecurity^ GetAccessControl ()

J#

public FileSecurity GetAccessControl ()

JScript

public function GetAccessControl () : FileSecurity

戻り値
現在の FileStream オブジェクトが示すファイルのアクセス制御設定をカプセル化する FileSecurity オブジェクト。

例外

例外の種類	条件
ObjectDisposedException	ファイルが閉じています。
IOException	ファイルを開くときに、I/O エラーが発生しました。
SystemException	ファイルが見つかりませんでした。
UnauthorizedAccessException	この操作は、現在のプラットフォームではサポートされていません。 または 呼び出し元に、必要なアクセス許可がありません。

解説

FileStream クラスと GetAccessControl を使用すると既存のファイルのアクセス制御リスト (ACL) エントリを取得できますが、より簡単に使用できる File.GetAccessControl メソッドを使用することを検討してください。

GetAccessControl メソッドを使用すると、ファイルの ACL エントリを取得できます。

ACL は、指定したファイルに対して特定のアクションを実行する権限を持つ (または持たない) 個人およびグループ、またはそのいずれかを示します。詳細については、アクセス制御リスト (ACL: Access Control List) 技術の概要、方法 : アクセス制御リスト エントリを追加または削除する の各トピックを参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
FileStream クラス
FileStream メンバ
System.IO 名前空間