FileLogTraceListener.ReserveDiskSpace プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FileLogTraceListener.ReserveDiskSpace プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

確保する空きディスク容量 (バイト単位) を取得または設定します。この容量を下回ると、ログ ファイルにメッセージを出力できなくなります。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.Logging
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property ReserveDiskSpace As
 Long

Visual Basic (使用法)

Dim instance As FileLogTraceListener
Dim value As Long

value = instance.ReserveDiskSpace

instance.ReserveDiskSpace = value

C#

public long ReserveDiskSpace { get; set;
 }

C++

public:
property long long ReserveDiskSpace {
    long long get ();
    void set (long long value);
}

J#

/** @property */
public long get_ReserveDiskSpace ()

/** @property */
public void set_ReserveDiskSpace (long value)

JScript

public function get ReserveDiskSpace
 () : long

public function set ReserveDiskSpace
 (value : long)

プロパティ値
Long。必要な空きディスク容量を表します。既定値は、10000000 です。

例外

例外の種類	条件
ArgumentException	このプロパティが、0 未満の値に設定されている場合に発生します。

解説

このプロパティを使用すると、ログ ファイルによってディスクが完全に占有されてしまうのを防ぐことができます。

空きディスク容量 (バイト単位) が、このプロパティの値を下回った場合、FileLogTraceListener クラスによってログに出力されたメッセージは破棄されます。その際に、例外がスローされるかどうかは、DiskSpaceExhaustedBehavior プロパティの値に依存します。それ以外の場合、ログ ファイルのサイズ (バイト単位) が MaxFileSize を超えると、ログにメッセージが出力されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
FileLogTraceListener クラス
FileLogTraceListener メンバ
Microsoft.VisualBasic.Logging 名前空間
FileLogTraceListener.DiskSpaceExhaustedBehavior プロパティ
TraceData
TraceEvent