FNNニュースレポート6:30
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「FNNニュースレポート6:00」の記事における「FNNニュースレポート6:30」の解説
前出の『6:00』と同じ1978年10月2日から1984年9月28日にかけて月-金曜18:30 - 19:00(JST)に放送していた夕方の関東地方向けローカルニュース番組。関東ローカルの番組ではあったが、タイトルには「FNN」がついていた。1984年10月改編で「-スーパータイム」に吸収合併されるかたちで終了。 『6:30』はFNN系列局差し替え枠で一部クロスネット局は他系列のニュースを放送していた局もある。放送開始から1982年4月2日まで、前半15分間のみテレビ熊本など一部系列局にネットされていた事もあった。 初代キャスターである逸見政孝は当時のライバル番組であるTBSの『テレポートTBS6』キャスターであった山本文郎に直接電話をして番組好調の秘訣を聞いた際、「できるだけ現場に出るように」とアドバイスを受けた。これをきっかけに当番組はワイドショーの手法が積極的に持ち込まれた。この流れは後番組『FNNスーパータイム』などにも引き継がれていくことになる。 メインキャスターの大林宏は暴力団の幹部に直撃取材を敢行したほか、自由民主党本部放火襲撃事件の際、警備員の制止を振り切って現場検証中の本部施設内に乗り込んだ。この時、当時衆議院議員の糸山英太郎が快く取材を受けてしまっている。 田丸美寿々が笹川良一、武見太郎などの大物に直撃インタビューをするコーナーもあったが、田丸の取材手法には賛否両論あり、時折取材相手の怒りを買うこともあった。武見は田丸の要領を得ない聞き方に激怒し、「私に聞きたいことを紙に書きなさい」とメモを渡して書かせた光景は当時の報道映像特集などで度々取り上げられた。 余談になるが、当時のディレクターとして後に報道部長や『ニュースJAPAN』のメインキャスターを務めた松本方哉がいた。
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