FISMマジック世界選手権大会(World Championships of Magic -WCM)
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第1回大会は1948年にスイス・ローザンヌで開かれ、以後毎年開催されたが、1955年第6回オランダ・アムステルダム大会から3年に1度の開催と変更された。大会としての規模は世界最大級のマジックのイベントで「マジック界のオリンピック」ともよばれる。 7月に6日間にヨーロッパで開催されるのが通例であり、アジアでは1994年は日本(横浜)、2009年は中国(北京)、2017年は韓国(釜山)で開催された。 FISMの開催期間中に行われるガラ・ショーに出演することは名誉なことで、世界的に通用する実力であることが認められることになる。 また、コンテストに入賞あるいはグランプリを獲得すれば、マジシャンとして最高の誉と名声を得ることになるため、世界中から毎回100~150組近くの演技者が参加する。コンテストで要求されるレベルは非常に高く、第一線で活躍しているプロマジシャンが真剣勝負する場にもなっている。 WCMへ出場するには、FISM加盟クラブの会員であることが必須で、各クラブで開催する選考会を通過後、アジア地域におけるFISM地域別予選会である(FISMアジアが運営する)ACM(Asia Chanpionships of Magic、アジアコンテスト)へ出場しなければならない。ACMを「FISMアジア」と称することがあるが、正確には「FISM ASIA」は組織名であるため、この大会は「ACM」と記載することが正しい。 以下に最新の審査基準と表彰区分を示す。
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