EPROM の容量と機種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 09:42 UTC 版)
「EPROM」の記事における「EPROM の容量と機種」の解説
EPROMはパッケージの大きさの面でも記憶容量の面でも様々なものがある。メーカーが異なっていても機種番号が同じものは、少なくとも読み出しに関しては互換性がある。ただし書き込み方法はメーカーによって微妙に異なる。 ほとんどのEPROMは、A9ピンに12Vを印加して "signature mode" にすると2バイトの識別データを読み出せる。ただしこれは普遍的ではないので、メーカーと機種を手動で確認してから、適切な書き込み手段を選択すべきである。 最初のEPROMはIntel 1702Aであり、これはP-MOS構造のため、負電圧が必要など、使いにくいものであった。その後、2716以降、5V単一電源になり、使いやすさが向上した。その後は、ピン配置の互換を出来るだけ保ちながら、容量を増やしたものが提供されている。 EPROMの機種容量 — ビット数容量 — バイト数容量 - 16進最終アドレス(16進)1702, 1702A 2 Kbit 256 100 FF 2704 4 Kbit 512 200 1FF 2708 8 Kbit 1 KB 400 3FF 2716, 27C16 16 Kbit 2 KB 800 7FF 2732, 27C32 32 Kbit 4 KB 1000 FFF 2764, 27C64 64 Kbit 8 KB 2000 1FFF 27128, 27C128 128 Kbit 16 KB 4000 3FFF 27256, 27C256 256 Kbit 32 KB 8000 7FFF 27512, 27C512 512 Kbit 64 KB 10000 FFFF 27C010, 27C100 1 Mbit 128 KB 20000 1FFFF 27C020 2 Mbit 256 KB 40000 3FFFF 27C040, 27C400 4 Mbit 512 KB 80000 7FFFF 27C080 8 Mbit 1 MB 100000 FFFFF 27C160 16 Mbit 2 MB 200000 1FFFFF 27C320 32 Mbit 4 MB 400000 3FFFFF
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