ディー‐ディー‐エル【DDL】
DDL
読み方:ディーディーエル
別名:データ定義言語
DDLとは、データベースにおけるデータ構造を定義するために用いられる言語のことである。
DDLはリレーショナルデータベースを対象として、テーブルなどの構造を制御することができる。DDLで用いられる主な命令には、新しくテーブルなどを作成する「CREATE」や、既存のテーブルなどを削除する「DROP」、既存のテーブルなどに変更を加える「ALTER」などがある。
DDLを扱うデータベース言語の代表的なものとしては、SQLなどを挙げることができる。ちなみに、データベース中のデータを取り出したり更新したりといったデータの操作そのものを行う言語はDML(Data Manipulation Language)と呼ばれている。
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データ定義言語
(Data definition language から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/27 22:13 UTC 版)
データ定義言語(データていぎげんご、英: Data Definition Language, DDL)は、コンピュータ利用者あるいはアプリケーションソフトウェアが、コンピュータのデータを定義するコンピュータ言語もしくはコンピュータ言語要素である。 Document Type Definition (DTD) は、純粋なデータ定義言語の例である(DTDはXMLの文脈において使われる)。 データ定義言語の別の例としては、データベース言語SQLの命令群の部分集合が挙げられる。
SQLのデータ定義言語の文は関係データベースの構造を定義する。 SQLにより定義される関係データベースの構造は、組(行) 、属性(列) 、関係(表、テーブル) 、索引(インデクス) 、ファイル位置などデータベース固有の特性を含む。 SQLのデータ定義言語の文の集合は関係データベース管理システム (RDBMS) の一部であり、SQLの方言により多くの相違点がある。
SQLのデータ定義言語の主な命令は次のとおりである。
- CREATE - 新しいデータベース、関係(テーブル) 、ビュー、索引、ストアドプロシージャを作成する。
- DROP - 既に存在するデータベース、関係(テーブル)、ビュー、索引、ストアドプロシージャを削除する。
- ALTER - 既に存在するデータベースオブジェクトに対する変更
- TRUNCATE - 関係(テーブル)からのデータの不可逆的な削除
関連項目
「Data definition language」の例文・使い方・用例・文例
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