DSオートモビルズ・DS9
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DSオートモビルズ・DS9 | |
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欧州仕様フロント
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欧州仕様E-TENSEリア
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概要 | |
製造地 | 中国:深圳 |
製造国 | ![]() |
販売期間 | |
ボディ | |
クラス | Eセグメント |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
レイアウト | 横置きフロントエンジン・前輪駆動/四輪駆動[1][2] |
パワートレイン | |
エンジン | |
最高出力 |
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最大トルク |
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変速機 | 8速オートマチックトランスミッション |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,895 mm |
全長 | 4,940 mm |
全幅 | 1,855 mm |
全高 | 1,460 mm |
車両重量 |
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DSオートモビルズ・DS9は、DSが生産・販売するセダン型の乗用車(Eセグメント)である。
概要
シトロエンから独立した高級ブランドDSが、独立後にDS7クロスバック、DS3クロスバックに続いて開発した3番目の車種である。当初、DS 9は2019年4月に上海モーターショーで発表される予定だったが、その後、同年11月に行われる中国の広州モーターショーに延期されて結局、2回の発表が行われた。
長安PSA自動車(CAPSA)の経営終了後、中国市場向けのDSが製造されている深圳工場を引き継いだPSAと長安自動車の合弁会社は、深圳での次のDS9を含むDSを生産する契約に署名して、中国で生産されることとなった。
DS 9は、2020年2月27日に報道機関に発表され、2020年3月3日のジュネーブモーターショーで初公開される予定だったが、世界的に新型コロナウイルス感染症(Covid-19)が流行していたため発表が遅れた。
2022年3月17日、ステランティスジャパンが日本発売を発表[3]。
2022年10月、パリモーターショーで限定車、オペラ・プルミエールを発表[4]。
脚注
- ^ “2021 DS 9 Sedan all versions specifications and performance data”. automobile-catalog.com. 2021年10月27日閲覧。
- ^ “DS DS 9 PureTech 225”. encycarpedia.com. 2021年10月27日閲覧。
- ^ “パリ生まれのラグジュアリーセダン「DS9」ついに日本上陸! ドイツ車にも日本車にもない妖しい魅力とは?”. くるまのニュース. 2022年7月29日閲覧。
- ^ “DS 9 に「オペラ・プルミエール」、2種類のPHEV…パリモーターショー2022で発表へ(レスポンス)”. LINE NEWS. 2022年10月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
- DS9公式サイト (日本語)
スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
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スタートレック:ディープ・スペース・ナイン | |
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原案 | リック・バーマン マイケル・ピラー |
出演者 | エイヴリー・ブルックス ルネ・オーベルジョノワ ニコール・デ・ボア マイケル・ドーン テリー・ファレル シロック・ロフトン コルム・ミーニイ アーミン・シマーマン アレクサンダー・シディグ ナナ・ヴィジター |
テーマ曲作者 | デニス・マッカーシー |
国・地域 | ![]() |
シーズン数 | 7 |
話数 | 176(各話リスト) |
各話の長さ | 45分 |
製作 | |
製作総指揮 | アイラ・スティーヴン・ベア リック・バーマン マイケル・ピラー |
製作 | パラマウント・ピクチャーズ |
配給 | CBS |
放送 | |
放送チャンネル | ファースト=ラン・シンジケーション |
映像形式 | NTSC 480i 4:3 |
音声形式 | ドルビーSR ドルビーデジタル 5.1 DVD releases. |
放送期間 | 1993年1月3日 | - 1999年6月2日
Star Trek: Deep Space Nine | |
番組年表 | |
前作 | 『新スタートレック』 |
次作 | 『スタートレック:ヴォイジャー』 |
関連番組 | 『宇宙大作戦』 『まんが宇宙大作戦』 『スタートレック:エンタープライズ』 |
『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(英: Star Trek:Deep Space Nine、略称: DS9)は、アメリカのSFメディア・フランチャイズ『スタートレック』の3作目のテレビドラマシリーズである。
概要
「新スタートレック(TNG)」の舞台である24世紀後期に時を同じくした、スピンオフ作品でもある。それまでの『スタートレック』が主に宇宙艦を舞台としていたのに対し、様々な勢力や異星人が訪れる辺境の宇宙ステーション「ディープ・スペース・ナイン」を舞台とするドラマシリーズである。
宇宙ステーションを訪れる異星人同士の交流を軸に、物語が戦争へと進んでいくことから、同時期にアメリカで放送されていたテレビドラマ「バビロン5」と比較されることも多い。シリーズ第一作「宇宙大作戦」がアメリカ西部各地を旅するテレビドラマ「幌馬車隊」をアイデアソースにしていたのに対し、本作では土地を守る物語である「ライフルマン」が元になっている[1]。
本国では1993年から1999年にかけて放送された。日本では1996年から2002年にかけて途中中断をはさみながら放送された。7シーズン全176話。前作『新スタートレック』および次作「スタートレック:ヴォイジャー(VOY)」と放送上と設定上の時期が重なっている。DS9シーズン1はTNGシーズン6と並行して開始し、最終のDS9シーズン7はVOYシーズン5と重なる。
視聴率的には前作のTNGほどは成功しなかったが、TNGとはあらゆる面で対照的な作風や深いストーリーが評価され、多くの賞にノミネートされた[2][3]。2025年現在でも、米国では極めて高い評価を継続している[4]。
日本ではTNGの時とは違い、東北新社自体がパラマウントと契約を結び、各メディアへ配給した。VOY、エンタープライズ(ENT)も同様のケースとなる。このことにより柔軟な配給となり、まずLDが発売され、次に東北新社所有のスーパーチャンネルで放送され、最後に地上波で放送されるといった今までになかった配給順となった(キー局や準キー局より地方局が先の放送もあった)。日本ではTNGの好評を受けての配給であったため、次第に米国と時差がほとんどない状態での放送となり、米国に追いついたことによる放送中断が後半シーズンに発生した。
2025年現在では、ネット配信のNetflixにて全話が鑑賞できる。
なお、この番組が初出である「可変種」という設定は、後の作品である「スタートレック:ピカード」において重要な役割を担っている。
「What We Left Behind: Looking Back at Star Trek: Deep Space Nine」というDS9に関するドキュメンタリーが2019年に米国で劇場公開された。詳細は後述。
ストーリー
銀河系アルファ宇宙域の辺境、「聖なる神殿(ベイジョー・ワームホール)」の「預言者」を信仰する「ベイジョー人」は、「カーデシア連合」の侵略を受け、長年占領・支配されていた。反カーデシアのレジスタンス活動と惑星連邦の支援によって占領から解放されたベイジョーは、衛星軌道上に浮かぶカーデシアの鉱石加工宇宙ステーション「テロック・ノール」を管理下に置くことになった。ベイジョー臨時政府の依頼により、惑星連邦はベイジョーとステーションの共同管理を行うこととなり、「ディープ・スペース・ナイン」と命名される。
宇宙ステーションDS9の司令官として惑星連邦宇宙艦隊のベンジャミン・シスコ中佐が赴任するが、シスコ中佐はベイジョーの信仰する聖なる神殿(ワームホール)の預言者から「選ばれし者」という使命を受け、長年のカーデシアによる占領で疲弊したベイジョーとそれを支援する惑星連邦の橋渡しをしていく。またベイジョー・ワームホールは、数万光年離れたガンマ宇宙域へ繋がっていることが判明し、その利権をめぐってカーデシアとの摩擦も激化、さらにシーズン3以降はガンマ宇宙域からの侵略者「ドミニオン」から連邦をはじめとするアルファ宇宙域を守る戦い「ドミニオン戦争」へと発展していく。
登場人物
※ 階級、職業は初登場時のもの。演の括弧内は日本語吹き替え。
レギュラー
- ベンジャミン・シスコ
- 演 - エイヴリー・ブルックス(玄田哲章)
- 司令官(中佐)。地球人男性。
- オドー
- 演 - ルネ・オーベルジョノワ(加藤精三)
- 保安主任(ベイジョー国民軍(階級なし))。流動体生物(可変種)。
- ジャッジア・ダックス(シーズン1-6)
- ジュリアン・ベシア
- 演 - アレクサンダー・シディグ(藤原啓治)シーズン1-5、(中村大樹)シーズン6-7
- 医療主任(中尉)。地球人男性。
セミレギュラー
- エリム・ガラック
- 演 - アンドリュー・ロビンソン(大川透)
- 洋服店経営。カーデシア人男性。
- ケイコ・オブライエン
放映リスト
What We Left Behind
2017年、DS9の製作総指揮を務めたアイラ・スティーヴン・ベアはDS9の出演者とスタッフの多くを再集結させ、「What We Left Behind: Looking Back at Star Trek: Deep Space Nine」というタイトルのドキュメンタリー映画を制作したと発表した。2017年2月までにドキュメンタリーは部分的に完成し、完成に必要な残りの資金を得るためにIndiegogoでクラウドファンディングが実施された[5]。このドキュメンタリーの集金は、公開から1日で目標額の約15万ドルを超え、2017年3月までに50万ドル以上を調達した。終了時には63万1000ドル以上が集まった[6]。2019年5月13日、劇場限定版が公開された。約800の劇場で上映され、38万ドル以上の興行収入を記録した[7]。
この作品に対して米国では非常に評価が高い[8]。2025年現在では、YouTube等で視聴できるが、日本では未公開のため英語のみとなる。
その他
- この番組の最終回がスーパーチャンネルにおいて、日本で最初に放映された時の邦題は「炎の宇宙最終決戦」となる予定であったが、あまりにもセンスが無さ過ぎるというファンの抗議に答える形で直前に「終わりなき始まり」に変更になった。しかし一部の地上波では旧邦題のままで放映された[9][10]。
脚注
- ^ セレブリティ・ファイル/スタートレックの艦長たち(原題 Celebrity File: CAPTAINS OF THE FINAL FRONTIER) - 2010年のテレビドキュメンタリー
- ^ “Ranking every 'Star Trek' movie and TV series from first to worst” (英語). Los Angeles Times (2016年9月8日). 2025年6月4日閲覧。
- ^ “Star Trek: Deep Space Nine” (英語). Television Academy. 2025年6月4日閲覧。
- ^ “Star Trek: Deep Space Nine | Rotten Tomatoes” (英語). www.rottentomatoes.com. 2025年6月4日閲覧。
- ^ Ulanoff, Lance (2017年2月9日). “Star Trek fans will finally get a 'Deep Space 9' sequel, but there's a catch” (英語). Mashable. 2025年6月4日閲覧。
- ^ Hadyniak, Kyle (2017年3月10日). “DS9 Documentary Reaches Final Day, Team Releases Thank You Video [UPDATED]” (英語). TREKNEWS.NET | Your daily dose of Star Trek news and opinion. 2025年6月4日閲覧。
- ^ “Domestic Box Office For May 13, 2019”. Box Office Mojo. 2025年6月4日閲覧。
- ^ “What We Left Behind: Looking Back at Deep Space Nine | Rotten Tomatoes” (英語). www.rottentomatoes.com. 2025年6月4日閲覧。
- ^ “Nine Forward Logged tree under 25149”. www2.g-7.ne.jp. 2025年6月4日閲覧。
- ^ “Nine Forward Logged tree under 25462”. www2.g-7.ne.jp. 2025年6月4日閲覧。
外部リンク
公式
- Star Trek: Deep Space Nine | Star Trek
- スター・トレック ディープ・スペース・ナイン|STAR TREK/スター・トレック 公式サイト|パラマウント - 日本版公式サイト
非公式
- DS9のページへのリンク