DSCH音型とは? わかりやすく解説

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DSCH音型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 16:09 UTC 版)

DSCH音型(DSCHおんけい)、またはDSCH動機(DSCHどうき)は、ソビエト連邦の作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチが、ヨハン・ゼバスティアン・バッハBACH主題に倣い、自身を表現した動機(モティーフ)である。彼の姓名の頭文字(Д. Ш.)が、ドイツ語で D. Sch. と綴られることから、ドイツ音名によるD-Es-C-H(英語音名:D-E♭-C-B、日本音名:ニ-変ホ-ハ-ロ)の4音より構成される。そのままの形での最も早い使用例は、ヴァイオリン協奏曲第1番第2楽章(135小節〜など)と考えられているが、戦前の作品、例えば歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」などでも、「DS(Es)C」とか「DCH」のように、断片的に用いられることはあった。




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