名前の文字を使った主題の他の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:02 UTC 版)
「BACH主題」の記事における「名前の文字を使った主題の他の例」の解説
その他の「名前文字主題(モチーフ)」としては次のものがある: A, E♭, C, H - ロベルト・シューマン(「ASCH」「Schumann」、『謝肉祭』で使用。地名と作曲者名) F, E♭, C, B natural - フランツ・シューベルト(F, SCHubert) E♭, C, B natural, B♭, E, G - アルノルト・シェーンベルク (Schönberg) D, E♭, C, B natural - ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(D. Schostakowitsch) これらはE♭のドイツ語音名がEs(エス)であることにより成立する。詳しくは、DSCH音型の記事を参照。 B, E, B, A または B, A, B, E - ベラ・バルトーク(Bela Bartok, 後者のモチーフ形には、姓(家族名)を個人名の前に置くというマジャル人の習慣が認められる) C, A, G, E - ジョン・ケージ、ポーリン・オリヴェロス、譚盾が使用。 A, B♭, B natural, F - アルバン・ベルクとハンナ・フックス=ロベッティン(A.B.そして H.F.:ベルクが『抒情組曲』で使用) A, B♭, E, G, G - ロベルト・シューマン(「ABEGG」、『アベッグ変奏曲』で使用。人名) H, A, D, D, G - フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(「HAYDN」) 「Y」を「D」、「N」を「G」と読み替える。詳しくは、ハイドンの名によるメヌエットの記事を参照。 A, D, A, A, F -ジャン・アラン(「ALAIN」)デュリュフレの《アランの名による前奏曲とフーガ》に用いられている。上掲の《ハイドンの名によるメヌエット》とは異なる変換テーブルによる。
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