DIAL104
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 21:14 UTC 版)
2007年(平成19年)7月からNTT東西は、番号を案内後に直接接続する「DIAL104」サービスを開始した。対象はNTT固定回線の発信のみで、公衆電話・携帯電話・直収電話は対象外である。 「DIAL104」は100番通話同様にオペレータを介して半手動交換で中継接続し、県内通話は東西NTTへ、県外通話はNTTコミュニケーションズへそれぞれ接続されるため、番号案内料に加えて各社が定めたアクセスチャージと通話料金が適用される。マイラインの優先接続や「ケンタくん」「タイムプラス」「エリアプラス(県内)」「プラチナライン(県外)」などNTTグループの通話料割引サービスは適用外となり、概ね2001年4月の料金改定前のNTT通話料が請求され、長時間通話や県外通話の場合に通話料が割高となる。 2007年(平成19年)のサービス開始当初、NTT番号情報は全国で展開したテレビCMや交通広告で、通話料の仕組みやアクセスチャージについて具体的な費用を明記せず、新聞などが問題点を報道した。2008年(平成20年)3月14日に公正取引委員会は、DIAL104サービスの業務委託元であるNTT東日本・NTT西日本両社へ料金が不当表示(有利誤認)であると排除命令を発し、総務省も同時に料金について行政指導処分した。 2014年(平成26年)1月30日、利用者の低迷などの理由により、サービスを終了することが発表され、2015年(平成27年)7月31日に終了した。
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