Crystal_Toolsとは? わかりやすく解説

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Crystal Tools

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/01 23:00 UTC 版)

Crystal Toolsは、スクウェア・エニックス 研究開発部が開発した全社共通開発基盤(ゲームエンジン)

概要

2006年5月の「E3 2006」の場で行った「SQUARE ENIX E3 2006 PRESS EVENT」での発表当時は、PS3用ゲームタイトルに共通して使用する「ホワイトエンジン」と仮名称で呼んでいたものであり、この開発を行なっていたのが村田琢がジェネラルマネージャーを務める「技術部」という「専門のテクニカルチーム」であった[1]

2006年9月にこの技術部は、「チーム」というサイズ感から、全社共通開発基盤の開発取り組みのために専任のスタッフがアサインされる「研究開発部」の立ち上げへと至り[1]、部門設立から1年後である2007年9月に「Version 1.0」が完成して[1]、2008年2月に開催があった「GDC 2008」の場で行った「The Technology of FINAL FANTASY」の講演の場で、正式の「Crystal Tools」の発表を改めて行なった[1]

開発基盤は共通だが、それぞれのゲームタイトルでまたそれぞれがカスタマイズして使用している[2]

使用作品

イベント・講演

脚注

注釈

  1. ^ 旧『FINAL FANTASY XIV』の開発コードネームは「Rapture(ラプチャー)」。
  2. ^ FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア(2.0)』からは「完全独自エンジン」を用いている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 中村聖司 (2008年2月25日). “スクエニ村田琢氏、「ホワイトエンジン」改め「Crystal Tools」を正式発表 「The Technology of FINAL FANTASY」、質疑応答も全文収録!!” (日本語). GAME Watch. Game Developers Conference 2008 現地レポート. Impress. 2025年8月1日閲覧。
  2. ^ 中村聖司 (2009年6月5日). “「ファイナルファンタジー XIV」プロデューサー田中弘道氏インタビュー “成長”をキーワードに、レベル制からの脱却を計った新世代のMMORPG” (日本語). GAME Watch. Electronic Entertainment Expo 2009 現地レポート. Impress. 2025年8月1日閲覧。
  3. ^ 中村聖司 (2008年2月25日). “【「Crystal Tools」採用タイトル】 スクリーンショット 『FINAL FANTASY XIII』” (日本語). GAME Watch. Game Developers Conference 2008 現地レポート. Impress. 2025年8月1日閲覧。
  4. ^ Y-UMA (2013年6月13日). “【E3 2013】2013年はいろいろな形で「FF」を盛り上げたい―「ファイナルファンタジー」シリーズを手がける北瀬佳範氏、鳥山求氏にインタビュー” (日本語). Gamer. ixll. 2025年8月1日閲覧。
  5. ^ 中村聖司 (2008年2月25日). “【「Crystal Tools」採用タイトル】 スクリーンショット 『FINAL FANTASY Versus XIII』” (日本語). GAME Watch. Game Developers Conference 2008 現地レポート. Impress. 2025年8月1日閲覧。



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