Cookieとスパイウェアの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:20 UTC 版)
「スパイウェア」の記事における「Cookieとスパイウェアの関係」の解説
Cookieはウェブブラウザのユーザーに関する情報をクライアント側に記録する技術で、電子掲示板や電子商取引を利用する時にメールアドレスや住所等の情報を何度も入れずに済むなどの利点をもたらしている。 これを利用して、ユーザーに知らせることなく複数サイトにまたがって同じcookieの内容を追跡する手法が考案された。複数サイトに広告を配信するウェブサーバ(サードパーティ)は、閲覧ユーザ毎にユニークなIDをCookieとして発行し、いつ・どこのサイトの・どのバナー広告を見たかを広告配信用ウェブサーバに記録する。Cookieの有効期限が切れるかユーザーが削除しない限りこのIDによる記録は行われる。 この行為そのものに問題は無いが、一部にはウェブサイトの閲覧履歴そのものを記録するトラッキング・クッキーとして利用しているところがある。また、スパイウェアが作り出したcookieをウェブブラウザに導入し、サイト閲覧の際にサーバに送信することで専用の通信経路を使わずに(言い替えればファイアウォール等の防護ソフトを迂回して)個人情報を送信するスパイウェアの存在も示唆されている[要出典]。
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