カンデラ【candela】
cd
カンデラ
光度の単位。光源から、単位立体角(球の立体角4πの逆数、単位sr[ステラジアン])当たりに放射される光束量で、単位はcd(カンデラ)という。立体角とは1点から距離rにある面積Sを見たときの立体的な広がり度合いで、S/r2で示される。半径rの球の中心から球全体の面積4πr2を見込む立体角が最大値で、4πSrとなる。12V23Wの自動車用電球の光束量は約400lm(ルーメン)なので、この光束が全方位に等しく放射されると仮定すれば、光度は400/4π(cd)となる。しかし光源は構造上、光束が全方位に均等に放射されず指向性をもつので、光束ではなく光度という単位を用いる。
Candela
カンデラ
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