CONFUSION (大沢誉志幸のアルバム)とは? わかりやすく解説

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CONFUSION (大沢誉志幸のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 06:47 UTC 版)

CONFUSION
大沢誉志幸スタジオ・アルバム
リリース
録音 アルファスタジオ
パワー・ステーション
ジャンル ロック
ポップス
時間
レーベル エピックレコードジャパン
プロデュース 木崎賢治小林和之
チャート最高順位
大沢誉志幸 アルバム 年表
SCOOP
1984年
CONFUSION
(1984年)
Frenzy
1984年
『CONFUSION』収録のシングル
  1. その気×××(mistake)
    リリース: 1984年4月1日
  2. そして僕は途方に暮れる
    リリース: 1984年9月21日
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CONFUSION』(コンフュージョン)は大沢誉志幸3作目のアルバム1984年7月10日エピックレコードジャパンよりLPレコードカセットでリリース(CDは同年8月1日)。ヒット曲「そして僕は、途方に暮れる」が収録されているアルバム。

解説

前作からわずか4か月半後のスタジオ・アルバムで、録音はアルファスタジオと、ニューヨークパワー・ステーション・スタジオで行われた。なお、当時大沢がレコード作りにニューヨークに行っている時、所属事務所から連絡が来て、「今、渡辺プロダクションでは全力挙げて吉川晃司に金を掛けているので、海の物とも山の物とも分からない奴に金を掛けていられない、今直ぐ日本に帰国せよ」と言われ、突然一方的にレコーディングが打ち切られたという[1]。その後、大沢が自身の資金を投じて、大沢単独でレコーディング作業を済ませた。

演奏は、トニー・レヴィンベース)、ミッキー・カリードラムス)、エイドリアン・ブリューエディ・マーティンG. E. スミスギター)、ジェリー・ゴンザレスパーカッション)、トミー・マンデル富樫春生キーボード)、レニー・ピケット矢口博康サックス)、松武秀樹シンセサイザー・プログラマー)などが担当している。

『CONFUSION』は、大沢、銀色夏生大村雅朗の3人一緒での制作としては最後のアルバムとなった。

リリース履歴

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 備考
1 1984年7月10日 EPIC・ソニー LPCT 28・3H-132 (LP)
28・6H-112 (CT)
2 1984年8月1日 CD 35・8H-22
3 1993年10月1日 CD ESCB 1459 1993年デジタルリマスター仕様
4 2013年4月10日 ソニー・ミュージックダイレクト Blu-spec CD2 MHCL 30024 名盤復刻版
2013年デジタルリマスター仕様

収録曲

LPレコード, CT

Side-A
全編曲: 大村雅朗。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. 「CONFUSION」 大沢誉志幸 大沢誉志幸
2. そして僕は、途方に暮れる 銀色夏生 大沢誉志幸
3. 「雨のタップダンス」 銀色夏生 大沢誉志幸
4. 「Free wayまで泣くのはやめろ」 銀色夏生 大沢誉志幸
5. その気××× (mistake) 銀色夏生 大沢誉志幸
合計時間:
Side-B
全編曲: 大村雅朗。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. 「Living Inside」 銀色夏生 大沢誉志幸
2. 「彼女の向こう側」 銀色夏生 大沢誉志幸
3. 「ダーリン小指を立てないで」 銀色夏生 大沢誉志幸
4. 「BROKEN HEART」 銀色夏生 大沢誉志幸
5. 「ウーレイ」 大沢誉志幸 大沢誉志幸
合計時間:

CD

全編曲: 大村雅朗。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. 「CONFUSION」 大沢誉志幸 大沢誉志幸
2. 「そして僕は、途方に暮れる」 銀色夏生 大沢誉志幸
3. 「雨のタップダンス」 銀色夏生 大沢誉志幸
4. 「Free wayまで泣くのはやめろ」 銀色夏生 大沢誉志幸
5. 「その気××× (mistake)」 銀色夏生 大沢誉志幸
6. 「Living Inside」 銀色夏生 大沢誉志幸
7. 「彼女の向こう側」 銀色夏生 大沢誉志幸
8. 「ダーリン小指を立てないで」 銀色夏生 大沢誉志幸
9. 「BROKEN HEART」 銀色夏生 大沢誉志幸
10. 「ウーレイ」 大沢誉志幸 大沢誉志幸
合計時間:

楽曲解説

  1. CONFUSION
    今作のリリースから数年間行われた'80年代のコンサートで、冒頭に歌われることが多かった曲である。2008年、デビュー25周年を記念したアルバム『Season's greetings〜春〜』に、「CONFUSION(25th ver.)」(編曲:URU)として、ジャズアレンジされ収録。
  2. そして僕は、途方に暮れる
    シングル盤とは若干異なるアレンジになっている。アルバム版がオリジナル・バージョン。ベスト・アルバムFrenzy』にもこのバージョンが収録されている。
  3. 雨のタップダンス
  4. Free wayまで泣くのはやめろ
    初回CD盤裏ジャケットには、理由は不明だが「Free wayまで泣くのは」と表記されている。シングル「そして僕は途方に暮れる」B面。
  5. その気××× (mistake)
    シングル盤とは若干異なるアルバム・バージョン。ベスト・アルバム『Frenzy』にもこのバージョンが収録されている。
  6. Living Inside
  7. 彼女の向こう側
  8. ダーリン小指を立てないで
  9. BROKEN HEART
  10. ウーレイ

参考資料

脚注

  1. ^ 「大沢誉志幸20000字インタヴュー」(聞き手:渋谷陽一)『ロッキング・オン・ジャパン ロッキング・オン』VOL.8(1988年1月増刊号に掲載)



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