CNG車とエコ・ステーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:26 UTC 版)
「京王バス永福町営業所」の記事における「CNG車とエコ・ステーション」の解説
2000年代初頭より、環境対策として営業所敷地内にCNGスタンド「京王エコ・ステーション」を設置し、CNG車を多く配置していた。CNG車の導入は、2000年のすぎ丸専用車の日野・リエッセ(D20058)に始まる。これは路線バスとしては日本初のCNGバスによる営業運行となるもので、CNG改造はフラットフィールドが手掛けた。これ以降、京王ではCNGバスを大量導入することになるが、小型バスのCNG改造はすべて同社が手掛けている。 CNG改造車については「フラットフィールド」を参照 2002年には、一般路線用大型ノンステップバスとして日産ディーゼル・UA(富士重工7E車体)を3台(D40251 - D40253)導入、翌2003年には日産ディーゼル・UA(西工96MC車体)を一挙14台(D40301 - D40308、D40337 - D40342)導入した。こちらはメーカー純正のCNG車である。低公害車として都庁循環線などに充当された。 2003年には、一般路線車として三菱ふそう・エアロミディME1台(D30351)、特定車として新宿パークタワーOZONEシャトルバス専用の三菱ふそう・エアロミディMJを2台(K50351 - K50352)導入した。中でもエアロミディMJは永福町営業所のみに配置されていた車種で、リーフサスのワンステップバス(KK-MJ27HF)であった。「リビングデザインセンターOZONE」が東京ガスの施設であることから、2代目専用車のエアロミディMJではCNG改造が施された。三菱製小型車のCNG改造もフラットフィールドによる。 その後、2016年12月末までに永福町営業所所属のCNG車は全て除籍され、エコ・ステーションも翌年に解体された。CNG車は府中営業所や調布営業所にもコミュニティバス用の小型車で導入実績があるが、自前でエコ・ステーションを建設したのは永福町営業所のみである。 大型CNGノンステップバス日産ディーゼル・UA、富士7E車体 大型CNGノンステップバス日産ディーゼル・UA、西工96MC車体
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