C ソースコードの処理とパーサとは? わかりやすく解説

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C++ソースコードの処理とパーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 05:46 UTC 版)

C++」の記事における「C++ソースコードの処理とパーサ」の解説

LALR(1)のような旧式のパースアルゴリズムを用いてC++パーサ記述することは比較難しい。その理由一つC++文法がLALRではないことである。このためコード分析ツールや、高度な修正を行うツール(リファクタリングツールなど)は非常に少ない。この問題取り扱う方法としてLALR(1)パースできるように改良されC++亜種(SPECS)を利用する方法がある。GLRパーサのようにより強力でシンプルなパーサもあるが処理が遅い。 パースC++処理するツール作成する際の最も難し問題ではない。このようなツールコンパイラ同じよう識別子の意味理解しなければならない。従ってC++処理する実用的なシステムソースコードパースするだけでなく、各識別子の定義を正確に適用し(つまりC++複雑なスコープルール正確に取り扱い)、型を正しく特定できなければならないいずれにせよC++ソースコード処理ツール実用的であるためには、GNU GCCVisual C++使われているような、様々なC++方言取り扱えなければならず、適切な分析処理やソース変換ソース出力などが実装できなければならないGLRのような先進的なパースアルゴリズムとシンボルテーブル組み合わせてソースコード変換する方法利用すればあらゆるC++ツール開発できる

※この「C++ソースコードの処理とパーサ」の解説は、「C++」の解説の一部です。
「C++ソースコードの処理とパーサ」を含む「C++」の記事については、「C++」の概要を参照ください。

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