シンボルテーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 10:00 UTC 版)
シンボルテーブル(英: Symbol table)は、コンパイラやインタプリタなどのようなコンピュータプログラミング言語処理系などのようなプログラムで使われるデータ構造であり、プログラムのソースコード内の変数名などといった名前(シンボル)と、それぞれの内容(データ型、スコープレベル、位置など)となるデータなどといった、「名前」→「中身」というような情報のテーブルである。
- 1 シンボルテーブルとは
- 2 シンボルテーブルの概要
- 3 関連項目
シンボルテーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:40 UTC 版)
「シンボルテーブル」を参照 ここでは「シンボル」とは、データに含まれるひとかたまりの記号や、プログラミングで用いられる「名前」のことであり、その名前から実体のデータを得るデータ構造をシンボルテーブルと言う。例えばコンパイラはソースコードからオブジェクトコードを生成する際、関数であればその「実体」を構成する一連の機械語命令列(「コード片」などとも言う)だけでなく、その関数の関数名からそれを指す「シンボル」を、シンボルテーブルに追加する。ビルドプロセスでは、コンパイルの次のリンクの段階で、リンカが複数のモジュールからそれぞれのシンボルテーブルを参照し、実行ファイルやライブラリのリンクを解決する。近年のコンパイラが複雑な方法を用いてシンボルを生成することに関しては名前修飾を参照されたい。
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