BindingManagerBase.AddNew メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

BindingManagerBase.AddNew メソッド

派生クラスでオーバーライドされると、基になるリストに新しい項目を追加します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public MustOverride Sub
 AddNew

Visual Basic (使用法)

Dim instance As BindingManagerBase

instance.AddNew

C#

public abstract void AddNew ()

C++

public:
virtual void AddNew () abstract

J#

public abstract void AddNew ()

JScript

public abstract function AddNew ()

解説

AddNew メソッドは、新しい項目の型の既定コンストラクタを使用して、基になるリストに新しい項目を追加します。AddNew は主に、複合データ バインディング サポートをカスタム コンポーネントに追加するプログラマが使用するためのものです。

AddNew は一般的に、アプリケーション プログラマがカスタマイズされた項目を作成するために独自のコードを挿入できる次のパターンを使用して実装されます。

1. AddNew は AddingNew イベントを発生させます。

2. プログラマは、AddingNew イベントを処理して、AddingNewEventArgs パラメータの NewObject プロパティを新しい項目に設定することにより、カスタム項目を指定できます。それ以外の場合、コンポーネントが、既定のコンストラクタを使用して項目を作成する必要があります。

3. データ ソースが IEditableObject インターフェイスを実装していない場合、項目はデータ ソースおよび基になるリストに即座に追加されます。このインターフェイスがサポートされている場合、追加は CancelCurrentEdit メソッドおよび EndCurrentEdit メソッドによって行われます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
BindingManagerBase クラス
BindingManagerBase メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
NewObject
AddingNewEventArgs
IEditableObject
CancelCurrentEdit
EndCurrentEdit