BREWの特徴とは? わかりやすく解説

BREWの特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 05:34 UTC 版)

BREW」の記事における「BREWの特徴」の解説

BREWとはクアルコム製造販売している携帯電話用プラットフォームMSMチップセット用に構築拡張されアプリケーション実行環境である。コンパイルクアルコム提供のSDKMicrosoft Visual C++アドインしたRVCT(ARMコンパイラ)、もしくはgccによって行える。なお、gcc は公式にはサポート外である。 日本では2016年8月現在、KDDI・沖縄セルラー電話スマートフォンシャープ製のAQUOS KシリーズSHF31SHF32等)、京セラ製のGRATINA 4GシリーズKYF31等)、同じく京セラ製のかんたんケータイシリーズKYF32等。旧称簡単ケータイシリーズ)を含む一部フィーチャーフォンを除く各au携帯電話のほとんどの機種EZアプリ(BREW)使用している。2016年9月現在スマートフォン、およびAQUOS KシリーズGRATINA 4Gシリーズかんたんケータイシリーズmamorino Watch(ZTF31)以外で使用できない機種には、W11HW11KW21HA101K簡単ケータイS)、A1405PT、A1406PT、A1407PTmamorinoシリーズKYY01KYY02KYY05全機種、PT001簡単ケータイS)、Mi-LookKYY03)等がある。 以下の特徴を持つ。 C/C++コンパイルされたバイナリアプリケーション)を実行するアプリケーションダウンロードし、実行できるAPI実装形式COM利用しており、拡張が容易である。 Extensionという機構利用し外部ライブラリ利用できるメモリ保護機能が無い。 携帯電話による実機での動作テストBREW ApploaderとよばれるツールBREWアプリ認証sigファイル)を転送ケーブルにより携帯電話転送する。また転送先の携帯電話転送モード設定する必要があるクアルコムデベロッパー登録を行う事によってこれらのツール入手出来る。 BREWExtensionとはダウンローダブルなライブラリのことである。実態としてBREWでは全てのAPIExtension形式実装されている。Extension実装者はその利用を可能とするため、「特権」を要求する事が出来る。たとえばINetMgrというAPI利用する為には、利用する側のアプリケーションが「PL_NETWORK」という特権保持している必要がある。この仕組みによってBREWアプリケーション利用可能Extension(=API)を外部へ示す必要があるため、アプリケーションサーバへの登録に対して審査を行う事が可能となっている。

※この「BREWの特徴」の解説は、「BREW」の解説の一部です。
「BREWの特徴」を含む「BREW」の記事については、「BREW」の概要を参照ください。

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