ビー‐じゅうゆ〔‐ヂユウユ〕【B重油】
B重油
原油を蒸留したときの残油と軽油を混合してつくられる石油系燃料が重油。全石油製品のなかでもっとも多量に生産され、はぼ3分の1を占めている。成分は炭化水素に若干の硫黄分と微量の無機化合物が含まれる。種類は粘度の差によって、A重油、B重油、C重油と分けられ、B重油は中程度の粘度(50センチストークス以下)のものをいう。センチストークスは動粘度の単位で数字が小さいほど粘度は小さい。B重油の用途は中小工場用のボイラーや窯業用の燃料が中心。
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