B重油及びC重油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 21:49 UTC 版)
B重油、C重油は、船舶用の大型ディーゼルエンジン、工場や発電所、地域冷暖房などの大規模ボイラーの燃料などに用いられる。 B重油及びC重油は粘度が高いため予熱した上で使用される。また、残渣油には不純物が多く含まれることから、船舶用のディーゼルエンジン燃料としてC重油を使用する場合、油清浄機により不純物を取り除いた上で使用される。それでもなお硫黄や灰分を多く含むため、レシプロエンジンで用いる場合には、燃焼時に生成される硫酸によるシリンダーライナーの腐蝕や、アブレシブ摩耗に注意する必要がある。
※この「B重油及びC重油」の解説は、「重油」の解説の一部です。
「B重油及びC重油」を含む「重油」の記事については、「重油」の概要を参照ください。
- B重油及びC重油のページへのリンク