Athlon XPからの改良点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:34 UTC 版)
「Athlon 64」の記事における「Athlon XPからの改良点」の解説
アーキテクチャおよびCPUパッケージの改良点はOpteronとほぼ同一であるためそちらを参照されたい。 CPUコアを包むヒートスプレッダの採用は、従来のAthlonシリーズに於ける、ヒートシンク装着作業時のコア回路破損、いわゆる「コア欠け」の防止に役立っている。 メモリコントローラ内蔵により、アプリケーションの高速化が容易になった。一方、CPUとメモリの動作周波数の組み合わせが悪いと、自動的にメモリの動作周波数が規定値より低い状態になってしまう。これは、パフォーマンスより安定性を重視するために必要な処置であり、パフォーマンスを求めるのであれば正常に動作するメモリを選択すれば良いので、問題としては軽微である。 製造プロセス微細化により発熱問題が改善された。そのためオーバークロックの耐性が大きく上がり、コストパフォーマンスに優れるAthlon64が話題になった。同社から出ているOpteronプロセッサも話題を集め、2005年はAMDの話題年となった。
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