Anything But

実用日本語表現辞典

anything but

「anything but」とは、英語表現の一つで、直訳すると「何でもないが～だけはない」という意味になる。この表現は、否定の強調や、ある状態や特性が全く当てはまらないことを示す際に用いられる。例えば、「He is anything but a liar.」という文では、「彼は嘘つきなど決してない」という意味になる。また、「The weather is anything but warm.」という文では、「天気は暖かいとは全く言えない」という意味になる。このように、「anything but」は否定の強調や特定の状態や特性の否定を表現する際に使用される英語表現である。

（2023年9月28日更新）

anything but

別表記：エニシングバット

「anything but」とは・「anything but」の意味

「anything but」は英語の慣用句で、「全く～ではない」「決して～ではない」という意味である。このフレーズは、ある事柄が期待や標準とはかけ離れていることを強調する際に用いられる。

「anything but」の発音・読み方

「anything but」の発音は、エニシング・バット（/éniθɪ̀ŋ bʌt/）である。アクセントは「anything」の「any」部分と「but」に置かれる。

「anything but」の語源・由来

「anything but」の語源は、英語の「anything」（何でも）と「but」（しかし）の組み合わせである。このフレーズは、ある事柄が他のどんなものでもあるが、特定のものではないことを示す。

「anything but」と「nothing but」の違い

「anything but」と「nothing but」は似た表現だが、意味が異なる。「anything but」は「全く～ではない」という否定的な意味であるのに対し、「nothing but」は「ただ～だけである」という肯定的な意味で使われる。

「anything but」と「far from」の違い

「anything but」と「far from」は同じような意味であるが、ニュアンスが異なる。「anything but」は「全く～ではない」という強い否定を表すのに対し、「far from」は「～からほど遠い」という程度の違いを示す。

「anything but」の同義語・類義語

「anything but」の同義語や類義語には、「far from」、「nowhere near」、「not at all」などがある。これらのフレーズも「anything but」と同様に、ある事柄が期待や標準からかけ離れていることを表す。

「anything but」の使い方・例文

1. He is anything but a good student.（彼は良い生徒とは全く言えない）
2. The weather was anything but pleasant.（天気は快適とはほど遠かった）
3. Her cooking is anything but delicious.（彼女の料理は美味しいとはとても言えない）
4. The movie was anything but interesting.（その映画は面白いとは全く言えなかった）
5. His explanation was anything but clear.（彼の説明は明確とは言えなかった）
6. The situation is anything but stable.（状況は安定しているとは言えない）
7. The room was anything but clean.（部屋はきれいとは全く言えなかった）
8. The test was anything but easy.（その試験は簡単とは言えなかった）
9. The decision was anything but fair.（その決定は公平とは言えなかった）
10. The performance was anything but impressive.（その演技は感動的とは言えなかった）

（2023年4月19日更新）