Aeginetiaとは? わかりやすく解説

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なんばんぎせる (南蛮煙管)

Aeginetia indica

Aeginetia indica

Aeginetia indica

Aeginetia indica

わが国各地をはじめ、中国南部インドシナ半島インド分布します。おもに「ススキ」や「チガヤ」、「ミョウガ」などの根に寄生してます。はごく短く、ほとんど地上に出ません。7月から9月ごろ、長い花柄伸ばしてその先淡い紫紅色の花を咲かせます。名前は、花のかたちが西洋パイプ似ていることから。別名で「オモイグサ思草)」とも呼ばれます
ハマウツボ科ナンバンギセル属一年草で、学名Aeginetiaindica。英名は Aeginetia。
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ナンバンギセル:  南蛮煙管

ナンバンギセル属

(Aeginetia から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 22:51 UTC 版)

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ナンバンギセル属
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: ゴマノハグサ目 Scrophulariales
: ハマウツボ科 Orobanchaceae
: ナンバンギセル属 Aeginetia
学名
Aeginetia L.
  • 本文参照

ナンバンギセル属(なんばんぎせるぞく、学名:Aeginetia)は、ハマウツボ科の一つ。

特徴

一年草寄生植物で、イネ科カヤツリグサ科ショウガ科などの単子葉植物寄生する。は極端に短く、ほとんど地上には出ず、数個の鱗片葉がある。地上に出るのは花柄で、上部の鱗片葉の腋から長く伸びる。

花柄の先端に横を向いた大きなを1個つける。は鞘状になり、下側が深く裂ける。花冠は太い筒型で、先端が5浅裂し、唇形となる。雄蕊は4本あり、その先端は花柱を取り巻く。蒴果は卵球状になり、多量の細かい種子がある。

分布

東アジア熱帯から温帯に分布し、数種知られている。日本では次の2種が知られている。

日本の種

  • ナンバンギセル Aeginetia indica L.
    • ヒメナンバンギセル Aeginetia indica L. var. sekimotoana (Makino) Makino
  • オオナンバンギセル Aeginetia sinensis G.Beck
    • シロバナオオナンバンギセル Aeginetia sinensis G.Beck f. albiflora K.Asano

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