アタピー【ATAPI】
ATAPI
読み方:アタピー
ATAPIとは、ハードディスクドライブ(HDD)を接続するIDEインターフェイスに、CD-ROMドライブなど、HDD以外の機器を接続するためのデータ転送規格のことである。
通常、ATAPIはCD-ROMドライブの使えるIDEという意味で用いられているが、CD-ROMドライブ以外にDVD-ROMドライブなどの光学ドライブ全般にも当てはまる。
ATAPIは、エンハンスドIDE(EIDE)仕様の一部をANSI(アメリカ規格協会)が規格化したもので、1998年にATA/ATAPI-4として、IDEの正式な規格であるATAと統合された。
参照リンク
American National Standards Institute - ANSI - (英語)
ATAPI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 18:04 UTC 版)
「Advanced Technology Attachment」の記事における「ATAPI」の解説
ATA Packet Interfaceの略。HDDなどの非ATAPIのATAデバイスでの通信のデータに相当する部分にSCSIと同等のパケット形式のコマンドを発行することにより、ATAコマンドより多くのコマンド種が必要なCD-ROMのようなHDD以外のデバイスの接続を可能とした規格。一般には、CD-ROM等をサポートしたIDEとして認識されている。当初SFF-8020という規格だったが、ATA/ATAPI-4でATA規格に統合された。
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