ARIB外字を含んだ文字集合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 15:18 UTC 版)
「ARIB外字」の記事における「ARIB外字を含んだ文字集合」の解説
ARIB外字を含んだ文字集合を伝送する場合には、ARIB STD-B24により8ビットを単位とした「8単位符号」で使用するとし、次の文字集合を含む。 漢字系集合(JIS X 0208の文字集合に90区1点-94区93点にARIB外字を入れた集合) 英数集合およびプロポーショナル英数集合(JIS X 0201ラテンと同一) 片仮名集合(JIS X 0208の5区にゝゞー。「」、・を加えた集合) 平仮名集合(JIS X 0208の4区にヽヾー。「」、・を加えた集合) モザイク集合(モザイクあるいは網掛けに使用する) JIS X 0201片仮名集合(JIS X 0201の片仮名部分と同一) 外字符号集合(8336文字使用できる外字集合) マクロ符号集合(主にデータの圧縮に使用する) JIS互換漢字1面集合(JIS X 0213:2004の1面) JIS互換漢字2面集合(JIS X 0213:2004の2面) 追加記号集合(ARIB外字) C0制御符号(ISO-2022-JPなどでも使用されている制御符号の一部) C1制御符号(文字に色をつけたりサイズを変更するなどの制御に使用する文字が含まれている) どの文字集合を使用するかは制御文字によっておこなう。 このコードはISO/IEC 2022に準じたエンコーディングになる。 Shift_JISでの伝送も認められている。JIS X 0201、JIS X 0208、追加記号集合で成り立ち、追加記号集合は90区-94区の外字エリアにマッピングされる。 Unicode形式での伝送も認められており、UTF-8かUTF-16(ビッグエンディアン)を用いる。いずれの場合も形式を判別するため、文字列の先頭に付加するBOM(バイト順マーク)は必須とされている。この場合に使用できる文字集合はJIS X 0208(JIS X 0213:2004で示すマッピング)、JIS X 0201:1997と追加記号集合、追加漢字集合である。ただし、JIS X 0213:2004の全文字を含むことが認められている。
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