AN/AAQ-14とは? わかりやすく解説

LANTIRN

(AN/AAQ-14 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/20 15:33 UTC 版)

LANTIRN(ランターン, 英語: Low Altitude Navigation and Targeting Infrared for Night)は、マーティン・マリエッタ(現ロッキード・マーティン)が、開発した航空機搭載用の夜間低高度赤外線航法および目標指示システムの名称である[1]


注釈

  1. ^ 同様の計画が2000年代になってから実行され、A-10の近代化改修やB-1BのCAS対応化としてLANTIRNの後継照準ポッドであるAN/AAQ-28やAN/AAQ-33の運用能力を持つ様になっている。
  2. ^ このため、レーザー誘導兵器を用いる必要があった場合、地上部隊によるレーザー照射支援や2機あるいは4機編隊の隊長機がレーザー照射を行い、編隊機がレーザー誘導爆弾を投下するというバディレーシング方式の運用が行われている。
  3. ^ レーザー照射を行う機体と爆弾投下を行う機体の2機のこと。2機必要だったのは装置自体が兵装ステーションを一つ潰してしまうほど大きく、そのままで爆装するとペイロードを超えてしまうといった理由からである。
  4. ^ イスラエルは当初LANTIRNの輸出が認められなかったため、AN/AAQ-14 + AN/AAQ-20相当の機能を持ったAN/AAQ-28 ライトニングを開発した。

出典

  1. ^ a b クランシー 1997, p. 183.
  2. ^ クランシー 1997, pp. 183–184.
  3. ^ a b c クランシー 1997, p. 184.
  4. ^ クランシー 1997, p. 186.


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AN/AAQ-14

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 00:24 UTC 版)

LANTIRN」の記事における「AN/AAQ-14」の解説

AN/AAQ-14は、LANTIRN システム照準ポッドで、前方監視用の赤外線センサFLIR)とマーキング用のレーザー発信機構成されている。同様の機材ベトナム戦争当時にはAN/AVQ-10 ペイブ・ナイフ(英語版)やAN/ASQ-153 ペイブ・スパイク、AN/AVQ-26 ペイブ・タックなどが存在したが、大型であったり、2機以上の編隊無ければ運用できない機体搭載位置の関係で、左方向への大きな旋回を行わなければ命中までレーザー照射できないなどと言った運用上の問題存在していたが、本機では、システム小型化誘導レーザー照射範囲拡大によって、これらの問題解決している。 AN/AAQ-19は輸出型で、「シャープシューター」の愛称呼ばれておりAGM-65 マーベリック運用能力いくつかの空対空機能削除されている。 近年では搭載するFLIR解像度不足であることなどから、アメリカ空軍では2005年よりAN/AAQ-33 スナイパー先進照準ポッドへの換装進められている。またアメリカ海軍でAN/AAQ-28 ライトニング改良型後継機種選定した

※この「AN/AAQ-14」の解説は、「LANTIRN」の解説の一部です。
「AN/AAQ-14」を含む「LANTIRN」の記事については、「LANTIRN」の概要を参照ください。

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