AHD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 02:02 UTC 版)
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- 以下については ⇒VHD
- Advanced High Density Disc,Audio High Density Disc: VHDと同じ技術を使ったディジタルオーディオディスク(DAD)方式
- Adaptive Homogeneity Directed: RAW画像のデモザイクアルゴリズムの一種
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AHD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:19 UTC 版)
アナログレコードに代わるデジタルオーディオディスク規格として日本ビクターが考案したのがAHDである。VHDは1978年9月に発表されたが、発表時から単なるビデオディスクではなく、このAHD方式との共用が考えられており、VHD/AHDシステムとして発表されたものである。 日本ビクターは、DAD懇談会にVHDシステムを応用したAHD (Advanced High Density Disc) を提案した。DAD懇談会では、提案された3方式の中からソニーとフィリップスのCDがオーディオ専用としてとAHDがビデオディスクとの共用型として採択された。国内ではVHDpcマーク付きプレイヤーに外付けするAHDプロセッサAD-7000として、1985年に198,000円で発売された。 AHDの記憶容量は両面で2.54GB。デジタルオーディオのスペックは、量子化数が16bit、サンプリング周波数が44.1kHz、チャンネル数は最大4チャンネル。チャンネル数を2チャンネルにした場合は、456×572ドット、1600万色の高精細デジタル静止画像を両面で片面に1,500枚、両面で3,000枚を収録できた。静止画1枚の表示には2.4秒を要する。静止画を使用する際にはリニアPCM音声を使わず、静止画の説明用に文字データを1枚あたり87キロバイトで合計260MB分、静止画1枚あたり19.2秒の圧縮音声を16時間で合計950MBを割り当てることもでき、図鑑などの利用が想定された。AHDソフトは20タイトル程度日本ビクターから発表されたものの、松下電器産業が光学方式のCDを支持したことでAHDファミリー作りができなかったため、昭和の時代と共にほぼ消滅した。
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