81-572/573形、81-572.1/573.1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/03 16:23 UTC 版)
「ワルシャワ地下鉄81形電車」の記事における「81-572/573形、81-572.1/573.1形」の解説
上記の81-717/714形だけでは開業時に必要な車両数に到底足りなかったため導入された形式。西側諸国の鉄道車両メーカーと比較し非常に安価な車両価格を提示したサンクトペテルブルクのワゴンマッシュ(ロシア語版)に発注された。外見は81-717/714形と同型だが耐火性が向上した他、運転室には換気扇による強制換気が行われている。編成は先頭車の81-572形、中間車の81-573形で構成される。 1994年に最初の32両が導入され、81-717.3/714.3形と共に3両編成(14本)を組み、1995年の開業に備えた。また同年にも18両の追加発注(81-572.1/573.1形)が行われ、ツェントラム駅への路線長が行われた1998年から編成の拡張(3両→4両編成)および編成数の増加(15本)が実施された。更に2005年には編成を6両編成に延長するための中間車30両の発注が行われている。 なお、81-717.3/714.3形および開業時から1998年まで導入された車両については2005年から2007年にかけてポーランドの鉄道車両メーカーであるペーサによって更新工事が行われ、ガラスや床、手すりが交換された他、運転室内部の騒音抑制が図られている。 特別塗装("Świąteczny")を纏った編成
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