8090系の運用終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 10:21 UTC 版)
「東急8090系電車」の記事における「8090系の運用終了」の解説
8090系は前述の8590系導入により、5両編成10本が東横線から大井町線に転配されて運用に就いていた。 2009年度には8091Fが2009年(平成21年)5月に運用を離脱し、長津田車両工場へ回送された 。その後、デハ8292とデハ8491は廃車・解体処分となった。残った先頭車2両とデハ8192は改造工事の上、2010年1月に秩父鉄道に譲渡された。 2010年度には8083Fが2010年5月に、8085Fが2010年6月に運用を離脱した 。その後は8093Fが2010年9月に、8087Fが2011年1月に運用を離脱した。いずれも運用離脱後は長津田車両工場へと回送され、デハ8290形とデハ8490形は解体とし、残った先頭車2両とデハ8190形は改造の上、秩父鉄道へ譲渡された。 2011年度は8095Fが2011年9月に、8089Fが2012年3月に運用を離脱した 。2012年度には8590系にも離脱が始まり 、2012年9月に8692Fが、2013年2月に8693Fが、同年3月には8097Fが運用を離脱した。2012年度末時点では8090系は8099Fと8081F、8590系は8691Fが残った。 大井町線に最後まで残存した8090系2編成にはどちらも2013年5月初旬より、それまで前面の「大井町線」ステッカーが貼られていた位置にヘッドマークが貼り付けされた 。8081Fでは両端の先頭車に「FINAL RUN 8090系」、8099Fでは溝の口方(8080号車)に「ありがとう8090系 二子玉川乗務区」、大井町方(8099号車)に「さようなら 大井町線 8090系」となっている。 8080号車に貼り付けされたヘッドマーク 8099号車に貼り付けされたヘッドマーク 8081Fの両先頭車に貼り付けされたヘッドマーク
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