8040形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:10 UTC 版)
1997年3月、宝塚線から能勢電鉄に直通する特急「日生エクスプレス」の10両運転用増結車として8040形を導入、Mc-Tcの2両編成3本が製造された。大阪方に増結する「日生エクスプレス」と急行の運用、宝塚方に増結する急行と特急の運用の両方に対応していた。2019年6月には、8042Fが神戸線に転属している(後述)。 台車・機器類は1995年導入の8200系と同仕様で、個別制御の制御装置、出力200 kWの主電動機、ボルスタレス台車、シングルアームパンタグラフを搭載する。このため、車両番号は8040 - 8042と8190 - 8192となった。 車体は8200系と同じ前面形状で、車番も電照式であるが、側面は従来の8000系と同一のスタイルとなっている。車内には8200系や8300系8315Fと同様、LED式の車内案内表示装置が扉上に設置されたほか、文字放送によるニュースや天気予報の受信、ならびに車内でAM・FMラジオが受信可能なラジオ受信装置が設備されている。日除けもフリーストップ式のカーテンに変更された。
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