6代目 GSV60L/AVV60L(2012年 - 2018年)
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「レクサス・ES」の記事における「6代目 GSV60L/AVV60L(2012年 - 2018年)」の解説
2012年4月のニューヨーク国際オートショーで発表。レクサスの新たなデザインアイコンである「スピンドルグリル」を採用し、スポーティ感と高級感を巧みに演出している。プラットフォームはKプラットフォームを継承するが、これまでの「カムリ」系より更に大型の「アバロン」系に変更され、これによってホイールベースが先代から拡大されている。 エンジンは従来のV6・3.5L(2GR-FE)「ES350」に加え、ES史上初となるハイブリッドモデル「ES300h」もラインナップ。このハイブリッドに組み合わされるエンジンは直4・2.5Lの2AR-FXEで、基本的にはカムリのハイブリッドモデルと同じである。この採用により、40mpg(約17km/l)のEPA燃費性能を実現している。この他、一部市場向けには直4・2.5L(2AR-FE)「ES250」も設定される。 内装には「GS(4代目モデル)」と共通イメージの大型ディスプレイが備えられ、「RX(3代目モデル)」や「HS」などと同様に「リモートタッチ」がセレクターレバー脇に備えられている。 装備面においては10エアバッグシステム、むち打ち傷害低減シート、ミリ波レーダーを使った衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティシステム」や、後方と側面の車両を検知するRCTA、車線逸脱警告機構(LDA)などを搭載し、更なる安全性向上が図られた。 製造は引続きトヨタ自動車九州が担当するが、単に販売拡大を推し進めるだけではなく、日本ならではの技術を活かした生産がどこまで可能かという試金石にもなっている。 2013年10月に香港で販売が開始された。これは香港向け右ハンドル仕様であり、40系で廃止されていた同仕様が、およそ7年ぶりに復活したことを示す。 2015年4月20日、上海モーターショーにて、フェイスリフトを受けた2016年モデルを発表した。中国、ロシア、台湾向けには直4 2.0L D-4を搭載した「ES200」が新たにラインナップされる。 2015年4月改良型(フロント) 2015年4月改良型(リア)
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