6つの練習曲 作品111 [編集]
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「練習曲 (サン=サーンス)」の記事における「6つの練習曲 作品111 [編集]」の解説
1899年作曲。作品52同様、各曲が別のピアニストに献呈されている。 第1曲 長三度と短三度 (Tierces Majeures et Mineures) 第2曲 半音階の奏法 (Traits Chromatiques) 第3曲 前奏曲とフーガ (Prélude et Fugue) 第4曲 ラス・パルマスの鐘 (Les Cloches de Las Palmas) 第5曲 半音階の長三度 (Tierces majeures chromatiques) 第6曲 第五協奏曲によるトッカータ (Toccata d'après le Cinquième Concerto) モルト・アレグロ、ヘ長調、2/4拍子。ラウール・プーニョに献呈。3年前に書かれたピアノ協奏曲第5番のフィナーレを下敷きにして書かれた(曲の構成や音形には細かい相違が多い)もので、爽快な演奏効果を持ち、単独で演奏されることも多い。広い音域のアルペジオや跳躍、両手交互の和音連打などの技巧がふんだんにちりばめられている。
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