アルカン, シャルル=ヴァランタン:3つのメヌエット
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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アルカン, シャルル=ヴァランタン:3つのメヌエット | 3 Menuets Op.51 | 出版年: 1859年 初版出版地/出版社: S.Richault 献呈先: Gustave Alkan |
シューベルト:3つのメヌエット
バッハ:3つのメヌエット ト長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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バッハ:3つのメヌエット ト長調 | 3 Menuette G-Dur BWV 841-843 | 作曲年: 1720?年 出版年: 1867年 初版出版地/出版社: Peters |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | ト長調 G Dur BWV841 | No Data | No Image |
2 | ト短調 g Moll BWV842 | No Data | No Image |
3 | ト長調 G Dur BWV843 | No Data | No Image |
作品解説
《ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのための音楽帳》に含まれる。3つのメヌエットはG-Durとg-MollすなわちG調に統一されているが、とりわメヌエット III は両手の音域が異常なまでに低いことから、改訂時に移調した可能性が強い。
最初の2つは分散和音の八分音符の動機などに関連性がみられる。また、それぞれの手が担う動機も2曲間で交換されている。なお、メヌエットIは『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』最初の巻(1722ころ作成、ほとんどが散逸)にも収載された。
メヌエットIIIは動機もテクスチュアも先の2曲とは異なり、演奏の難易度も上がっている。メヌエット本来の軽快な三拍子は転がるような動機の連なりの中に隠されてしまい、カンタービレな指向が強い。朗々とした語りの旋律は、円熟期にさしかかったバッハの響きというにふさわしい作品である。
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